長者番付の発表中止からインターネット上での匿名性維持対策について考える
国税庁は来年から多額納税者の長者番付の発表を発表を取り止めるそうです。個人情報保護との関係だそうです。確かに、長者番付にのっていれば、犯罪被害にあいやすかったりするような気がします。もっとも、公務員である私が高額納税者になるハズもありません。
個人情報保護法とは別に、インターネットは匿名性が高いことも従来より指摘されています。「なりすまし」が簡単に出来るのです。しかしながら、逆に、別の情報を開示してしまう危険もあります。
我が家では4人家族で3つのプロバイダから7つのメールアドレスを取得しています。その他にもフリーのメアドが山ほどあります。その中で、子供達のアカウントに猛烈にスパムメールが来るので困っていて、理由が分からなかったのですが、先日着たスパムでようやく理解しました。そのスパムメールは冒頭に「男の方ですよね」と書き出していたのです。つまり、我が家の子供達のアドレスは名前そのままにしてあったので、男が使っているメアドだと分かってしまって、スパムがワッと押し寄せているらしいのです。
私は割合と自分自身の個人情報についてはルーズで、例えば、このブログのおすすめリンクにある「おとうさんのお仕事のページ」をたどれば、私の本名は簡単に分かります。現職のポスト名はないと思いますが、前職や前々職のポストはすぐにバレてしまいます。もちろん、電話番号は厳重に管理していますし、細かいフルの住所はダメでしょうが、千葉県松戸市に在住していることは明らかです。他の方々のブログを拝見する機会も多いのですが、どこに住んで何をしている人が書いているのかが全く不明の人もいますし、せめて地域か勤務している産業か職種が分かればトラックバックも出しやすいのにと思うことがあります。
(ここで話題が微妙に方向転換します)
私の知り合いに旅行記などのホームページを運営している人がいます。旅行先の画像などを公開していて、アフィリエイトで稼いだりしているようです。風景写真などは本当にきれいによく撮れているのですが、驚いたことに、その人のホームページの人物写真には顔にお面がかぶされており、さらに驚いたことに、その画像をローカルに保存して、別のグラフィックビューアで拝見すると、とても歪んだ画像になっているのです。
Exif情報が壊れるので、私は画像のレタッチはよほどのことがないとやりませんが、やっぱ、個人情報の保護に熱心と言うか、匿名性を強力に維持しようとすれば、これくらいはやらねばならないんだ、と感銘を受けました。私のように、我が子や自分自身の画像をホームページやブログでホイホイ世界中に露出してしまうのは、犯罪なんかに巻き込まれやすいのかもしれません。
(ここで話題が大幅に方向転換します)
ちなみに、つい2-3日前、この同じ知り合いからメールでページランクチェッカーなるものを教えてもらいました。ここで調べると、我が家のホームページはランク3で、この知り合いのはランク2でした。ランクというからにはベストが1で、それから順に下の方に行くと悪くなって行くように思うのですが、この数字とランクの関係についてはイマイチ理解出来ていませんので、今度機会があれば誰かに教えてもらおうと思っています。
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