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2006年1月19日 (木)

全豪オープンテニスが始まる

全豪オープンテニスがメルボルンで始まりました。取りあえずの話題はかつての女王ヒンギスが1回戦を突破したことでしょう。
ヒンギスに敗れたズボナレワは第30シードながら、2年前には世界ランクトップ10の実績もあり、元女王ヒンギスの復活を見極めるのには格好の対戦相手と見られていました。しかし、ヒンギスはわずか60分余りで3ゲームしか与えずにストレートでズボナレワを下し、4年間のブランクを感じさせずに、実力を見せつけた形になりました。エナン・アーデンが「女子テニスの進化」を口にしてヒンギスを挑発したとか、いろいろと報道されていますが、プロスポーツの世界なんて、まさに実力の世界で結果が明確な形で示されるのですから、勝てば誰も何も言えません。ヒンギスの世界ランクは349位らしいですが、29位で全豪オープン第30シードのズボナレワにボロ勝ちしたんですから、それが実力なんでしょう。それにしても、ヒンギスはまだ25歳なんですネエ。ちょっとびっくりでした。
エナン・アーデンが言うように、確かに、ヒンギスのころの女子テニスと比べると、ウィリアムズ姉妹に代表されるように、パワーやスピードは明らかに向上しています。しかし、特に、ヒンギスの弱点と見られていたサービスでも、ズボナレワ戦ではすべてサービスキープしたようですし、1回戦のレベルではパワーやスピードの不足をコントロールやテクニックで補ったといえるのでしょう。クレーではなく、ハードコートでしたから、なおさらです。
テニスファンとして、一時の男子テニスのように、200キロのサービスでポイントが決まってしまいラリーが続かないのも面白くないですが、女子テニスが進化する前のころ、マルチネスやサンチェスなどのスペイン系の女子選手のプレーで展開がトロくて、エースでラリーが終わるのではなく、ミスでしか終わらないのも面白くありませんでした。その意味で、最近のテニス、特に女子テニスはこのバランスが取れていて、とても面白いです。もちろん、シャラポワ効果もあります。

全豪オープンはメルボルンのナショナルテニスセンターで開催されています。私は2年前の2004年4月に仕事でメルボルンに行き、半日ほど予定があいたのでナショナルテニスセンターを訪れたことがあります。
先日、ヒンギスがズボナレワと1回戦を戦ったのはロッド・レーバー・アレーナだったそうですが、大きなセンターコートをしつらえられるアレーナはこのロッド・レーバー・アレーナを含めて3コあります。ロッド・レーバーはいうまでもなく、現代オーストラリアのテニス界を代表するサウスポーの男子プレーヤーです。もうひとつはマーガレット・コート・アレーナで、これまた、オーストラリアを代表する女子選手です。全豪オープンテニスが開催されるナショナルテニスセンターの会場にこの2人の名前が冠されているのは当然です。しかし、しかしですよ、最後のアレーナで私はすべりました。これが、ボーダフォン・アレーナなんです。もちろん、世界を代表する携帯電話のブランドです。日本の野球場なんかでもありますが、命名権を買ったのかもしれません。
私は昨年11月9日付けのブログにも書いたように、携帯電話に対して否定的な偏見を持っているつもりはないのですが、それにしても、オーストラリアを代表する偉大な男女のテニスプレーヤーであるロッド・レーバーとマーガレット・コートに並んで、アレーナにボーダフォンの名称をつけるのは、とても違和感を覚えた記憶があります。

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