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2006年3月15日 (水)

春休みの子供向け映画のレビュー

今日は、昼休みに新橋駅前に行き、チケットショップで映画の券を物色しました。春休み映画です。
我が家の子供達が大好きなクレヨンしんちゃんがあったので、ハッとしたのですが、封切りが4月15日だそうで、春休みが終わってからゴールデンウィークをターゲットにした映画のようで、取りあえず、私の物色対象からは外しました。
そんなこんなで、先日来、インターネットで春休み映画を探していたのですが、先日のブログに書きました通り、県庁の星とナルニア国物語を外して、今日は春休み子供向け映画のレビューです。

まず、ドラえもん・のび太の恐竜2006が我が家の強力な候補と私は考えていました。過去25年間に毎年1作ずつ劇場版の映画を出し続けてきたドラえもんシリーズですが、なぜか、昨年は出ませんでした。いわゆる充電期間であったともいわれていますが、今年の作品はその意味でも楽しみではあります。
ストーリーは、次の通りです。
のび太が恐竜の卵のような物を発見して、その卵を孵化させてみると、白亜紀の日本にいたというフタバスズキリュウが生まれてきました。のび太はその恐竜をピー助と名づけて、ないしょで飼い始めてしまいます。そうすると、いろいろと事件が起こるわけです。

次の候補は、ウォレスとグルミット・野菜畑で大ピンチ!です。ハウルの動く城を制してアカデミー賞の長編アニメ部門賞を受賞した作品です。広く世界中にファンを持つウォレスとグルミットのシリーズの初の長編映画だそうです。ウォレスは発明家でグルミットはとても賢い犬です。
ストーリーは、次の通りです。
年に一度のお祭「巨大野菜コンテスト」を目前に、畑を荒らすウサギが大発生します。発明家ウォレスとその相棒グルミットは野菜を守るべく奔走していましたが、ある夜、今までにないほど畑が荒らされてしまいます。これは巨大ウサギの仕業ではないかということになって、ウォレスとグルミットが解決に乗り出します。

次に、毎週日曜日の7時からフジテレビでやっていて、我が家の子供達も熱心に見ているワンピースもあります。ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵というタイトルです。海賊ルフィとその仲間が繰り広げる海洋アドベンチャーを描く、大人気アニメの劇場版第7弾だそうです。
ストーリーは、次の通りです。
沈没寸前の海賊船に乗り込んだルフィたちは大きな宝箱を発見しますが、中から出てきたのは財宝ではなく入歯のお婆さんでした。伝説の宝物「金の冠」と引き換えに、お婆さんは自分を島へ送り届けてほしいといわれて、大冒険が始まります。

さらに、やや死語となってしまいましたが、文部省推薦モノでは子ぎつねヘレンも考えられます。竹田津実のベストセラー「子ぎつねヘレンがのこしたもの」を基に描かれる感動作で、目も耳も不自由な子ぎつねを必死で世話する少年の物語です。
ストーリーは、次の通りです。
少年の母親はカメラマンで海外にいるため、母親の恋人で動物診療所の獣医の元に預けられます。毎日、寂しい思いをしてる少年は、ある日、一匹の子ぎつねと出会うことから物語が始まります。

最後に、ドラえもんといい勝負だと思っていたのですが、結局、我が家の子供達がもっとも見たがったのが、怪傑ゾロリとケロロ軍曹の2本立てです。ちゃんとタイトルをいうと、子供向けなのでとても漢字が少なくて、平仮名ばかりになってしまうんですが、まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん・超劇場版 ケロロ軍曹の2本立てです。我が家の子供達は怪傑ゾロリもケロロ軍曹もとても楽しみにして毎週テレビで見ています。典型的な小学校低学年だと思います。怪傑ゾロリの方は1993年に30分の短編で映画化されたことがあるのですが、本格的な長編は初めてですし、ケロロ軍曹も最近になってテレビが始まったばかりで、これも映画化されるのは初めてです。
ストーリーは、次の通りです。
「いたずらの王者になる」と「自分のお城を建ててきれいなお姫様をお嫁さんにする」というふたつの夢をかなえるため、ゾロリはイシシとノシシとともに修行の旅を続けています。そんなある日、ゾロリは海賊に襲われていたひとりの少女テイルを助けます。彼女の持つペンダントにあった地図の謎を解き明かしたことで、ゾロリのお宝さがしの冒険が始まります。
宇宙から地球侵略にやって来たハズのケロン星人のケロロ軍曹なのですが、いつのまにか地球での暮らしにすっかり慣れてしまい、居候先の日向家の長男の冬樹と今日も大好きなガンプラ三昧でのんきにやっていましたが、突然、地球滅亡の危機に遭遇し、地球の命運を賭けた壮大なスケールの闘いが繰り広げられることになります。

番外編で、先日、少しだけ紹介したシムソンズもトリノ五輪のカーリング人気に乗って、かなり入りがいいようです。ただし、我が家の子供達向きではないと思って、候補からは外しました。

今まで我が家は映画を見る時は有楽町マリオンに行くことが多かったのですが、春休みには引越しをしますし、ゾロリとケロロの2本立ては渋谷でやっているようですので、渋谷まで見に行きたいと思います。でも、ギャク映画で楽しく過ごすのもいいのですが、我が家の子供達ももう少し大きくなって、子ぎつねヘレンなんかを見て、感動の涙を流すようになる日は来るのでしょうか?

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