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2006年3月 4日 (土)

たまごっちのお世話に励む優しい心

今日は土曜日でしたので、テコンドーのお稽古があり、朝から子供達は女房に連れられて綾瀬に出かけてしまいます。私もクリーニング屋さんに行ったり、我が家のパソコンにいっせいにウィルスチェックを始めたりしてから、昼食に合流するように出かけます。

いつもの通り、お稽古場の体育館を出たところで子供達に合流し、マクドナルドに入って昼食にしようとしたら、おとうとの下の子がたまごっちが心配といい出しました。どうやら、下の子は、遅れて合流する私にたまごっちを持ってくるのを頼むため、家に電話するように女房にいったらしいのですが、女房が家にいた私に電話するのを忘れたようです。
下の子はたまごっちのことが心配になり、昼食どころではなくなってしまいます。他方、おにいちゃんはたまごっちを冬眠させて家を出たのでへっちゃらです。むしろ、おなかを空かせて、早く昼食にしようといい出します。
仕方がないので、綾瀬駅前で二手に別れることにしました。おにいちゃんは女房とともに綾瀬駅前のマクドナルドで昼食を済ませることにし、私は下の子を連れて松戸まで戻り、松戸駅前のマクドナルドに立ち寄ってテイクアウトでハンバーガーを買って、大急ぎで家に戻ることにしました。幸い、私は自転車で松戸駅前まで来ていましたので、無理やりに小学生になった下の子を自転車の後ろに乗せて、家まで自転車で大急ぎで帰りました。ここは自転車の価値(勝ち?)です。
家に帰り着くと、下の子のたまごっちは病気になっていましたが、何とか必死のお世話で死なずにすみました。死んでしまうと、また1代目から育てなければならないとかで、せっかく3代目まで育てたのだから、死なせたくないのだそうです。気持ちはよく分かります。今日の下の子の帰宅騒動は、擬似的ながらも、それなりに、生き物に対する心優しい気持ちから出たことなので、ほめこそすれ、叱ることはできませんでした。

実は、私自身は子供時代に京都で猫をよく飼っていました。母親が猫好きだったものですから、犬を飼うよりは猫を飼っていた方が断然多かったです。ですから、まったくどうでもいいことですが、私は猫のノミ取りができたりします。役所からどこかに天下りして、さらに、完全に職業生活からリタイアして年金生活に入った暁には、どこか、猫の飼えるところに引っ越して、日当たりのいいところで老眼鏡をかけて猫のノミ取りをして過ごすのが私の老後の夢だったりします。実現するかどうかは分かりません。無理そうな気もします。まあ、どちらに転んだところで、私以外の善良な日本人にはほとんど何の関係もないことでしょう。

春休みに引っ越しても団地住まいが続き、なかなか生き物を慈しむことができるような環境を子供達に与えてやれないのが申し訳ないのですが、学校の成績ばかりに重きを置くのはやや偏りがあると思っていますので、我が家の子供達には、人間だけでなく動物も含めて命を大切に考えたり、小さな生き物も含めて他者に優しく接したり、いろんな観点から立派な人間になり、そしてできることであれば、社会に貢献するような人間になってほしいと考えています。まず、自己の確立、それから社会への貢献です。
たまごっちはこういった観点から優しい性格を形成するのには、とてもいいおもちゃだと思います。でも、所詮はおもちゃなのかもしれませんから気をつけたいとも思います。

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