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2006年6月 9日 (金)

公務員は人事がお好き?

現在の通常国会が来週末で会期末を迎え、小泉総理大臣らが会期延長はしないと明言していることから、国会がとうとう来週いっぱいで閉幕しそうなカンジです。役所では、国会が会期末を迎えて、サミットが終わることには、そろそろ夏の定期異動の話題が出たりします。雑誌などでも取り上げられたりします。そのうちに、新聞辞令が出るかもしれません。もちろん、私なんかの参事官レベルではなく、局長レベル以上、事務次官などの人事情報です。
私の親元のは経済官庁だった役所は、前世紀にはとても小さな役所だったので、人事部局が大きな権限を持っているようには見えませんでしたが、私の観察するところ、人数の大きな官庁ほど人事部局が大きな権限を持ってたり、出世コースになっているように見受けられます。典型的には郵便局を持っていた郵政省ですし、役所ではありませんが、JRになる前の国鉄なんかもそうです。
私の見る限り、公務員は人事が好きです。もっとも、一般的な民間企業のサラリーマンでも人事は好きなんだろうと思います。会社によっては「課長・島耕作」に見られるような派閥抗争もあったりするんだろうという気がします。役所では「課長・島耕作」にあるような露骨敵対的な派閥抗争はないようにも思いますが、私がそこまでエラくなっていないので知らないだけかもしれません。少なくとも、私は特に派閥に属していないように思います。でも、2001年からの中央省庁再編があったので、出身省庁での色分けは簡単にできます。それが派閥なんだといわれればそうかもしれません。否定はできません。
公務員がどうして人事が好きかといえば、要するに、お給料がつかずにポストがつくだけですから、どうしても、誰がどのポストに行くかを気にするんだろうと思っています。役所によっては事務次官コースみたいなものがあったりします。というより、ほとんどの役所はそんなのがあるんだろうと思います。典型的には財務省で、次の事務次官は主計局長で、次の次の事務次官は官房長で、というように、何年か先の事務次官まで決まっていたりしますし、それを週刊誌なんかでも報道されたりします。事務次官までとはいわないまでも、このあたりのポストは優秀な人物がつくことになっている、といった出世コースもあります。実は、私も隠れた出世コースをひとつだけ通っています。役所の中の業務上のポストではありませんが、国家公務員I種経済職試験委員です。歴代の試験委員のリストを見たことがあるんですが、私がどうしてこの中に入っているのか、とても不思議なほど優秀な人が名を連ねていたりします。たぶん、私以外は実力の世界で選ばれているんだろうと思います。私は単なる何かの偶然で選ばれた気がします。
それから、公務員の人事で日本の新聞の官尊民卑の傾向を実感するのは、公務員の人事だけがかなり詳しく新聞報道されることです。民間企業などでは社長さんとか、かなりエラい人の人事しか出ないんですが、公務員の場合は我々参事官や課長クラスでも新聞に出たりします。もちろん、テレビでは報道されたことはありません。実は、昨年夏の人事異動ではも新聞に載りました。朝日新聞日経新聞で拝見しました。ほかの新聞でも出ていたのかもしれません。私の女房は何を思ったのか、我が家で取っている朝日新聞を保存していたのですが、実は、このブログでも紹介した昨年11月の私の母親の古希のお祝いの時に持って行って見せたりしていました。その後も保存しているのかどうかは知りません。

今夜も公務員の人事の身近な話題でブログを軽く流しておきます。

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