開成祭に行く
先週の海城祭に続いて、今日は開成祭に行きました。ともに、首都圏でも有名な私立の進学校で、中高6年制一貫校です。先週の海城祭の時には、私の同僚の中学1年生の息子さんが校内を案内してくれましたが、今日の開成祭は案内なしです。職場の同僚の息子さんに開成高校生がいることはいるんですが、高校生ですから我が家の子供達と年齢が離れ過ぎているのに加えて、先方と予定が合わずに、案内を頼めませんでした。
さて、開成祭に着いてパンフレットをもらい、まず、A会場から始めます。階段のところに案内がいて、手品部に連れて行かれます。教室に入る行列に並んでいる間にロープのマジックを見せてもらった後、会場でカードのマジックを拝見します。最後に、子供達はお土産としてカードを1枚ずつもらいます。次に、数学研究部に入り、子供達がパズルに挑戦します。出来ないと、部員の生徒にヒントを求めたりします。位相幾何学のパズルが多かったような気がします。それから、天文気象部でもパズルに挑戦し、出来ると天体写真をもらいます。おにいちゃんは木星の立体パズル、下の子は開成中学・高校の校舎の屋上から写した空の雲の写真のジグソーパズルに挑戦します。プラネタリウムは列が長くて諦めました。A会場の最後は鉄道研究部でNゲージを見せてもらいます。おにいちゃんは運転もやってみます。
B会場に移り、おにいちゃんが女房とともにクイズに挑戦している間に、私と下の子は美術部と書道部の展示を拝見します。書道部の部屋ではおにいちゃんのクラスメートがおかあさんとともに来ていて、篆刻をやっているところでした。とても渋くて、びっくりしました。海城祭で出くわしたのと同じで、我が家と同じ団地の子です。おにいちゃんとクラスメートの子はゲットしたお菓子を交換したりします。それから、昔懐かしい8bitのテレビゲームでおにいちゃんと下の子が対戦します。順当におにいちゃんが勝ちます。コンピュータ部に入って、やっぱり、ゲームで遊びます。理科室にノートパソコンが1台ずつ置いてあり、小学生が熱心にゲームをしています。コンピューター部ではゲームソフトをDelphiで開発しているそうで、ソフトを入れたCDを配布していましたので我が家ももらいます。このあたりで、8bitゲームでおにいちゃんに負けた下の子が、さらに、ここでもスクロールゲームをクリア出来ず、とても機嫌が悪くなってしまいます。
体育館でバドミントンをやっているのを見た後、C会場に移動します。まず、物理部で電気を使ったおもちゃや楽器で遊んだりします。海城祭ではガンプラがいっぱいあったので、期待して模型部に入ると、開成祭ではNゲージでした。カメラを搭載した電車を走らせて、なかなか面白い画像をテレビで映し出していました。おにいちゃんのクラスメートのおかあさんに勧められた理化学部が一番面白かったです。子供達がスライムを作ったり、ナイロン66を作る実験をしたりします。スライムはお土産でもらって帰ります。最後に、生物部でいろんな生き物を見せてもらいます。水中の魚や爬虫類を水族館のノリで見せてもらったり、もちろん、子供達の大好きな甲虫の標本もあったりしました。
ホントの最後に、開成祭を出る時に縁日のヨーヨー釣りに挑戦し、子供達はヨーヨーをゲットします。
全体の印象として、とても中学・高校とは思えないくらいにレベルが高かったです。おにいちゃんのクラスメートのお母さんに勧められた理化学部なんて、白衣を着用に及んだりして、私は経済学部卒業ですから詳しくないんですが、そのあたりの大学も顔負けのレベルだったような気がします。まあ、さすがに首都圏の御三家と呼ばれるトップ校だけあります。また、海城中学・高校が少し私の苦手な体育会系だったのに対して、開成中学・高校はごく普通な感じがしました。
下の写真は鉄道研究部のNゲージに見入っている子供達と理化学部でスライムを作っている子供達です。
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