おにいちゃんがハリー・ポッターにハマる
ヘンな月の観察の宿題をようやく終えて、たった今、再び寝たばかりの気の毒なおにいちゃんなんですが、最近、ハリー・ポッターにハマッてしまいました。
この夏休みに第1巻の「賢者の石」を読み終え、映画やDVDにはない最後のハーマイオニの謎解きなんかを私と議論したりしていたんですが、1-2週間ほど前から第2巻の「秘密の部屋」と第3巻の「アズカバンの囚人」を一気に読んでしまいました。昨夜は「アズカバンの囚人」を読みふけって、10時近くまでお風呂に入らなくて、続いて入る私が困ってしまったりしましたが、熱心に読書している途中でお風呂に入れというのも、邪魔をしているようで、結局、おにいちゃんは昨夜のうちに最後まで読み切ってしまいました。今日からは第4巻の「炎のゴブレット」を読み始めました。明日の朝の読書の時間のためにハリー・ポッターを小学校に持って行くといいます。ちなみに、どうでもいいことですが。我が家ではお風呂の順番は、お湯を汚したり、あふれさせたりすることが少ないだろうと推測されますので、子供達が最初に入ります。趣旨からすれば本当は子供達の次は女房で、最後が私なんでしょうが、女房は夕食の後片付けなんかで忙しいので、私が子供達に続いて入り、女房が最後になっています。ですから、おにいちゃんがハリー・ポッターを読みふけって、なかなかお風呂に入ってくれないと、私や女房にも影響が及んだりします。
少し前まで、おにいちゃんは江戸川乱歩の明智小五郎シリーズに夢中で、私や女房がせっせと赤坂図書館から借りて来たりしていました。ちなみに、下の子は今でも尼子騒兵衛の忍たまシリーズに夢中で、1週間に5冊くらいのペースで読んでいます。江戸川乱歩の明智小五郎シリーズはミステリなんですが、必ずといっていいほど名探偵コナンでは人が死ぬのに対して、江戸川乱歩のミステリは怪人二十面相が素封家のお宝を盗みに来るのを明智小五郎と小林少年をはじめとする少年探偵団が対決するというストーリーで、殺人がほとんどないし、子供も活躍したりするんで、私も大好きです。もっとも、そんなにしっかりと読んだことはありません。でも、先週あたりから、おにいちゃんは赤坂図書館から借りないといい出し、ハリー・ポッターにハマり出したようです。
夏休みに私がお勧めして第1巻の「賢者の石」を読ませたころは、ハリー・ポッターのシリーズはかなり大判のハードカバーですし、ページ数も500-600ページくらいあって分厚い本なので、おにいちゃんも最初は少し尻込みしていたんですが、やっぱり、読み始めると面白くて、すっかりハマッてしまったようです。実は、私も最初はそうでしたから、よく理解できます。特に、6月19日の読書感想文の日記でも取り上げましたが、私から見ても第3巻の「アズカバンの囚人」くらいまでは、謎解きなんかもとても面白くて、とてもお勧めです。でも、これから後の第4巻の「炎のゴブレット」から以降になると、本でも上下2巻に分かれるくらいに冗長になり、ストーリーとしても、人が死んだりして入れ替わることにより物語を進める傾向がありますので、第1巻から第3巻に比べると余りお勧め出来ません。逆にいえば、昨夜に第3巻を読み終えたおにいちゃんは、ハリーポッターのもっとも面白いところを通過したような気がします。
よく知られているように、ハリー・ポッターはホグワーツ魔法学校が舞台です。親バカの私としては、ハリーがロンやハーマイオニーのような友人に囲まれているように、我が家の子供達も友達に恵まれて欲しいと思います。また、先月9月18日と今夜ののエントリーでも取り上げましたが、おにいちゃんの担任の先生は少し無茶な月の観察の宿題を出したりしますので、第2巻の「秘密の部屋」に出て来るロックハート先生のようなインチキではなく、ホグワーツ校のダンブルドア校長先生のような立派な教育者にも出会って欲しいと思います。
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