井川投手は30億円でヤンキース
阪神タイガースのエースだった井川投手の落札に関する情報が日米で同時に公表されました。ニューヨーク・ヤンキースが約30億円で落札したらしいです。日刊スポーツのサイトから引用すると、以下の通りです。
米大リーグ・ヤンキースが、ポスティングシステム(入札制度)で大リーグ移籍を目指す阪神の井川慶投手(27)との交渉権を2600万194ドル(約30億円)で落札した。29日午前10時、日米同時に発表された。
この日、記者会見に臨んだ井川は終始笑顔。「(ヤンキースは)伝統のある球団で、メディアの注目もある球団。タイガースと同じようなチーム。タテジマ? 似たユニホームでみなさんも見慣れている。良かった。ライバル関係もあるし、やりがいのあるチーム。松坂? 投げ合って盛り上げれればいい。伝統の1戦? そういう場にいれるように頑張りたい。松井? 松井さんがいらっしゃるので、心強いですね。行った事はない。映画で見たことがある。人がたくさんいるなという印象です。金額の多さに驚きました。昨日よりまた1歩進んだ気がします。来季に向けて、やっていかないといけない。ファンが熱いとやりがいある。期待にこたえられるよう、頑張りたい」と話した。
阪神はすでに前日、受諾を即決、日本コミッショナー事務局に返答していた。ヤンキースは30日間の独占交渉権を獲得、井川と契約に合意すれば、5日以内に阪神へ入札金を払う。
少し前まで1000万ドル台前半と見られていた井川投手の落札額が2500万ドルを超えたのは、ひょっとしたら、松坂効果なのかもしれません。我が愛する阪神タイガースにとっては、開幕投手であり左のエースをポスティングにかけて大リーグに送り出すのは、大きな戦力ダウンなんですが、ここ何年かの井川投手の強い希望を考慮すると、これでよかったのかもしれません。また、井川投手や阪神タイガースの球団にとってもベストのタイミングであると評価する向きもあります。エコノミスト的な観点からでなくても、落札額がそれを正直に表しているのかもしれません。
阪神タイガースが大リーグに送り出した選手は、他にもいるのかもしれませんが、代表的なところでは、今年限りで引退した新庄選手と藪投手がいます。前者が成功例で、後者が失敗例と考える人もいたりするような気がします。井川投手はスポーツ新聞の報道を見る限り、縦縞ユニフォームも含めてヤル気満々のようですし、大リーグでもがんばって欲しいと思います。
阪神球団の方も30億円を手に入れたわけですから、しっかりと補強を進め、来年はセリーグのペナント奪還と久し振りの日本一を目指してがんばって欲しいと思います。
がんばれタイガース。
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