クレジットカードでクリスマスセール
日本でもキャッシュレスの時代となり、クレジットカードなんかでの買い物が増えました。私も先週のニンテンドーDSライトやおにいちゃんの誕生日プレゼントの自転車などは現金ではなく、クレジットカードで購入したりしています。当然ながら、クレジットカードでの購入の際にはサインを求められます。でも、やっぱりサインが必要な小切手の普及は日本ではまだまだのような気がします。
また、認証一般についても、指紋や手の平の静脈などの生体認証が普及して来ています。私がメインで使っている銀行でも、ICカード化や生体認証が出来るATMが増えつつあるような気がします。パソコンもセキュリティの観点から指紋認証を導入する企業なんかもあるようです。パソコンはともかく、日本では古くから印鑑による認証が多かったんですが、今では、区役所の窓口くらいしか印鑑を必要としなくなった気がします。もっとも、私は公務員ですから、何かの折りに必要となる可能性を考えて、三文判と呼ばれる印鑑を常に携帯していたりします。
海外ではチリとインドネシアに在住していましたが、もちろん、印鑑は使いません。インドネシアでは銀行口座を開設しようと思えば、パスポートには漢字のサインではなくアルファベットのサインが必要だといわれて、パスポートにはアルファベットでサインした記憶があります。我が家がジャカルタに赴任した当時は、子供達が4歳と2歳だったので、パスポートのサインは私が代筆でしたんですが、公用旅券は2年間で期限が切れますので、現地で新しいパスポートを発行してもらった時には、子供達にも自筆でサインさせました。現地の英語教育の幼稚園に通わせていたので、何とか、自分の名前をアルファベットで書くことは出来たんですが、サインすべき枠内に小さい字を書く練習をさせました。下の子なんか、今でも小さい字を書くのが苦手だったりします。
サンティアゴでは小切手を使っていましたから、スーパーマーケットなんかでも小切手にサインして使うことがありました。クレジットカードと小切手では価格が違っていたりします。クレジットカードだと入金されるのが少し先になったり、手数料を取られたりするので、割高になってしまうんですが、小切手なら現金払いと同じ価格設定だったりしました。ですから、小切手を使っては、翌日の朝一番に大急ぎで銀行に入金したこともあったりします。
米国ではクリスマスセールといえば、感謝祭と呼ばれる11月第4木曜日のサンクスギビングデーの翌日から始まり、クリスマスイブまで続きます。感謝祭の翌日の金曜日は黒字の金曜日(Black Friday)と呼ばれています。たまたまなんですが、今年は米国の感謝祭が11月23日で、日本の勤労感謝の日と同じでした。事前の予想では今年の米国のクリスマスセールは好調ではないかといわれていますが、この週末もなかなかのスタートだったようです。AFPのサイトでは、米国全国小売連盟(National Retail Federation、NRF)による予想が引用されており、1億3700万人の消費者が、家電製品やおもちゃなどの買い物をし、11月24日の今年の黒字の金曜日には、午前5時から開店する店もあると報じられています。
日本でもクリスマスセールが始まる今日このごろに、親バカの私も子供達にいろいろと買い与え、サインなどの認証について考えてみました。米国のクリスマスセールの動向については、別途、エコノミストとして情報を収集したいと思います。
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