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2006年12月26日 (火)

年末年始の読書計画

今日は東京では1日中雨が降り続きました。冷たい雨でした。晴耕雨読とか、読書の秋とかの言葉がありますが、まさに、秋から冬にかけての冷たい雨の降る日は読書がピッタリかもしれません。
それから、昨夜のエントリーではハリー・ポッターの最終巻の話題を取り上げたので、おにいちゃんがハリー・ポッターの第6巻「謎のプリンス」を冬休みのうちに読み終えれば、ごほうびを上げる、と書きましたが、もちろん、おにいちゃんだけでは不公平ですので、下の子にも同じようなことをいってあります。江戸川乱歩の明智小五郎シリーズのうちの少年探偵もので、「宇宙怪人」と「奇面城の秘密」の2冊を赤坂図書館から借りて来てあるので、下の子はこの2冊を冬休み中に読めば、ごほうびを上げることになっています。ごほうびはまだ決めていませんが、子供達には適当な刺激になったようで、熱心に読書しています。
なお、いきなり脱線するんですが、昨日取り上げた12月12日付けのWall Street Journalにはハリー・ポッター・シリーズの各巻の売り上げが掲載されていて、私の予想通りに、古い巻ほど売上げが多くなっています。単純に、古い方が販売期間が長いだけでなく、小説としてのレベルも第1-3巻の方が高いと私が評価しているのは、今まで、このブログのエントリーでも明らかにしてきたところです。それはそうとして、第1巻「賢者の石」の原題は、"Harry Potter and the Philosopher's Stone"であると、私は長らく信じて来たんですが、WSJには"Harry Potter and the Sorcerer's Stone"となっていました。これじゃあ、「賢者の石」じゃなくて、「魔法使いの石」になってしまう、と違和感を感じていたんですが、今日、米国のアマゾンのサイトを見ると、PhilosopherとSorcererは、どちらも売られているようです。米国と英国とで違ったりするんでしょうか。私にはよく分かりません

子供達だけでなく、先日、私も何冊か本を買い込みました。少し前に、飯島勲「小泉官邸秘録」(日本経済新聞社)を読み、今は、去年の本ですが、清水真人「官邸主導-小泉純一郎の革命」(日本経済新聞社)を読んでいるところですので、その流れで、竹中平蔵「構造改革の真実-竹中平蔵大臣日誌」(日本経済新聞社)と滝田洋一「日米通貨交渉-20年目の真実」(日本経済新聞社)を買いました。何だか、文藝春秋社が直木賞を独占したみたいに、私が日本経済新聞社ばっかり買っているような印象なので、別の流れとして、斎藤誠「成長信仰の桎梏-消費重視のマクロ経済学」(勁草書房)も買い求めました。まだ読んでいないので詳細は分かりませんが、斉藤教授の本は基本的にはエッセイながらも、かなり本格的な経済書ではなかろうか、と期待しています。
なお、どうでもいいことですが、これは私の年末年始の読書計画であって、必ずしも推薦図書というわけではありませんから、念のため

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