赤坂図書館に行き、落語のCDを物色する
今日もよく晴れて日差しが穏やかで、そこそこ暖かなお天気でした。でも、少し昨日より気温は下がったような気がします。
今日は、午前中、おにいちゃんが外出してしまいましたので、私と下の子が自転車で赤坂図書館に行きました。いつもの日曜日です。下の子は児童コーナーの読書室に入ってコロコロ・コミックを読みます。私は毒にも薬にもならない経済小説を借りた後、赤坂図書館では初めて落語のCDコーナーを物色します。10年以上も前に台東区の根岸図書館を訪れた際に、さすがに、落語家がたくさん住まいしている土地柄だけあって、落語のCDがとても豊富に取り揃えてあるのを見たことがあります。中でも、落語のCDとなれば、5代目古今亭志ん生師匠です。半分とは言わないまでも、落語のCDでダントツのトップシェアではないでしょうか。
どうして落語のCDに目が向いたかと言うと、NHKの朝の連続テレビドラマの「芋たこなんきん」に上方落語の大御所が出て来て、独演会で「らくだ」をかける、と言っていたからで、「らくだ」の上方落語バージョンを借りようと思ったからです。テレビの中でもありましたが、1時間に達するような大ネタです。真打噺の典型ともいえます。この「らくだ」は元来が上方落語で4代目桂文吾師匠が完成させ、大正時代に3代目柳家小さん師匠が東京へ移植したと言われています。しかし、私は関西人であるにもかかわらず、江戸落語バージョンの「らくだ」しか聞いたことがなく、上方落語バージョンは知りません。江戸落語バージョンと上方落語バージョンは、いろんな点で微妙な違いがあるんだと思うんですが、決定的に違うのは、今で言う斎場とか火葬場に当たる火屋の所在地で、江戸では落合、上方では千日前となっているらしいです。でも、残念ながら、赤坂図書館にはなかったので、別の区立図書館から取り寄せてもらうように予約しておきました。
昨日のエントリーにいっぱい写真をアップロードしましたし、赤坂図書館に行く下の子の写真は今までも何枚かありましたので、デジカメは持って行ったんですが、本日の午前中の部では写真は省略です。
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