久し振りにパワーポイントの資料を作成する
今日の東京は午後から雲が広がりました。でも、まずまず暖かだったような気がします。
今日はとっても久し振りにパワーポイントで資料を作成しました。最近は、プレゼン資料といえばパワーポイントで作成すると相場が決まっているような気がします。テキストで言葉を連ねるだけではなく、エクセルのグラフやなんかもそのまま利用できますし、写真画像もデジカメで撮って手軽に貼り付けることが出来ます。ワープロなんかで作成しておいたドキュメントをコピペで活用できるので、作成に時間もかかりません。でも、ひとつだけ難点を言えば、フォントのサイズや色などの設定とレイアウトを工夫するのがメンドウかもしれません。私のように小さいころからお絵かきがヘタだった人間は苦労させられます。
今日の資料はジャカルタにいるころに作成した阪神タイガースのテンプレートを使いました。公開資料にすれば著作権上の問題が生じそうなんですが、そこは、部内のクローズな少人数の会議でしか配布しませんから、少なくとも、外部にバレることはないと思います。もっとも、プレゼンを受ける方のボスが阪神ファンかどうかは定かではなく、中日ファンなんかだったりしたら逆効果になりかねないリスクはあります。
私がジャカルタにいるころには、10本近くの経済分析のペーパーを書き上げ、それを勤務していた官庁でプレゼンしていました。ついでに、経済分析に使ったプログラムのソースなんかも渡して、いろいろと計量モデルなんかの技術協力にいそしんでいたわけです。パワーポイントのプレゼン資料を作成する際、私は資料1本につきテンプレートをいちいち手作りで作っていました。つまり、プレゼンごとに新しいテンプレートを作成していたわけです。3年滞在して10回くらいのプレゼンですから、3ヶ月に1回くらいの頻度です。そのたびに、新しいテンプレートを作成し、出来がいいのがあったりしたら、現地のインドネシア人や日本からの出張者からのリクエストに応じて、potファイルで差し上げたりしていました。
私が作った中でも引合いが多かったのはお札のテンプレートでした。インフレを分析したペーパーのプレゼンで使いました。何となくピッタリだと思ったからです。世界の紙幣紹介というホームページがあり、ポリマーも含めて世界中の紙幣の画像があります。今日見た時にはお札の画像の上にホームページのアドレスがありました。以前は何もなしで、日本人らしく、やや無防備な気がしていたんですが、ようやくセキュリティを意識し始めたようです。私は特に何もない紙幣の画像を入手しています。なお、このホームページでは、ヨーロッパ各国がユーロになる前の紙幣が見られます。
パワーポイントが普及する前は、昔懐かしいOHPの透明フィルムなんかを使っていたんですが、パワーポイントのいいところは、OHPのようにプロジェクターからスクリーンに映し出すだけでなく、いろんなレイアウトでプリントアウトも出来ることです。OHPもコピーは取れるんでしょうが、レイアウトは工夫のしようもありません。パワーポイントは1ページに1スライドのランドスケープで印刷も出来ますし、何枚かのスライドを1ページに刷り出すことも出来ます。私は用紙を縦長のポートレイトに使って、左側だけに3枚のスライドを配置し、右側はメモ欄で罫線だけを入れるようにレイアウトするのが好きです。
その昔は、パワーポイント向けのプロジェクタはとても大きくて、小さなスーツケースのような専用のカバンに入れて、キャスターを転がして運んでいたものですが、今では画期的に小さくなりました。技術進歩の賜物でしょう。パソコンと同じくらいに小さいのもあるようです。もちろん、小さくなって、さらに、お値段も下がっているんだろうと思います。最近では、パソコンと同じように、個人で持っている人もいるらしいです。
先日、HTMLエディタのFrontPageを取り上げた時のエントリーで書いたように、我が家のパソコンはMicrosoft Office XPのプロを導入しており、当然、パワーポイントもインストールしてあります。ホームユースのパソコンですから、仕事を家に持ち帰るとき以外にはパワーポイントは余り使わないんですが、このブログにも活用していたりします。例えば、昨年2006年9月8日付けのエントリーでは、消費者物価(CPI)のグラフをエクセルで書いて、それをパワーポイントに貼り付けて、そのままGIF画像に変換したりしています。ややトホホな使い方だったりします。
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