花粉症の季節は終わったか?
今日は昨日と同じように雲が広がって陽射しがなく、細かい雨が降ったり止んだりのお天気でした。気温が上がらず、じっとしていると肌寒いんですが、湿度が高いので、外を出歩くと汗ばむような気候でした。
このところ、お天気が冴えない日が続いている上に、今日は雨が降ったり止んだりで、花粉はすっかり飛ばなくなったような気がします。昔から、花粉症は2月11日の建国記念日に始まってゴールデンウィークまでと言われていましたので、ちょうど季節的にも花粉症が終わるころなのかもしれません。我が家はNHKの天気予報を頼りにしているんですが、花粉情報のコーナーはもうなくなり、最近では紫外線情報が流されたりしています。
実は、私も先週半ばくらいで、ほとんど花粉が終わりになったのを感じていました。もっとも、その直前の4月14日の土曜日は神宮球場に東京六大学野球を見に行ったりして、ある程度の時間は外にいたもんですから、無粋にもマスクが手放せなかったんですが、先週半ばに使い捨てマスクが切れたもんですから、その後はマスクもせずに外出していたりしました。私よりも花粉症のアレルギーがひどい我が家のおにいちゃんも、時期についてはほぼ私と同じ意見なので、少なくとも、我が家では平均的な感覚であると言えます。
今年も我が家では耳鼻科のお医者さんがくれる抗アレルギー剤や目薬くらいで済ませてしまって、新しいのには手を出さなかったんですが、世の中にはいろんな花粉症グッズとでも呼ぶべきものが出回っています。そのひとつに、シロートの私から見ても珍妙で、危なそうに見えたのに、スギ花粉入りの健康食品、というか、カプセルがありました。報道によると、花粉症のアレルギーがある40代の女性がスギ花粉入りの健康食品(カプセル)を飲んだところ、30分ほどで蕁麻疹が出て、一時重体に陥った事例が報告されています。私から見ても危険そうに見えるんですが、これは、花粉を摂取することでアレルギーを減らし、薬がいらない身体にするという減感作療法の考え方を拝借しているそうです。医療として医師なんかの専門家の指導の下で実施するのであればともかく、民間療法的にシロートが健康食品のレベルで実行することは危険が伴いますから、厚生労働省も販売業者に表示に関して指導しているような報道を見かけました。
それから、私もおにいちゃんも試してみたことはないんですが、今年は、シソの実油が注目されたようなことを聞いたことがあります。シソの実油は花粉症に止まらず、かなり幅広いアレルギー症状を緩和するα-リノレン酸を含んでいるらしいです。まったく専門外で、何の見識もないので、AllAboutの花粉症対策特集なんかからの受売りなんですが、α-リノレン酸は脂肪酸の一種で、n-3系の多価不飽和脂肪酸という分類に入り、大豆などの油に多く含まれているようです。そして、このα-リノレン酸は緑色の濃い野菜に含まれていて、特にシソ油をはじめ、エゴマ油やアマニ油などに多く含まれているらしいです。詳しいことは分からないんですが、リノール酸の摂取量を減らし、α-リノレン酸の摂取量を増やすことでアレルギー反応を抑制することができる、という研究報告があるそうです。繰返しになりますが、この部分は私の理解を超えていますので、責任は持ちかねます。
花粉症の季節が終わり、明日からはお天気も回復するような予報ですし、ゴールデンウィークの気分が盛り上がってくるのかもしれません。
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