TBSよりも不二家を応援する
今日は昨日と同じように朝から雲が広がり、時折雨が降りました。今週に入って、ぐずついたお天気が続いています。気温は上がらず、冬のような寒さでした。
不二家の商品の販売が再開されつつあるようです。不二家はずさんな品質管理の発覚で1月中旬以降、販売を休止していたんですが、チョコレートなど流通向けのお菓子の販売を今月4月10日から再開しています。まず、業務・資本提携する山崎製パン系列のコンビニであるデイリーヤマザキなどで再開し、順次拡大する方向のようです。4月10日に販売が再開されたのは7品目で、さらに、4月17日からはクッキーのカントリーマアムやキャンディーのミルキーなどが販売されているようです。また、ジャスコやミニストップを全国展開しているイオンでも4月21日からミルキーなどをお菓子の販売を再開することを発表しました。
別の件で、今日の夕刊に記事があったんですが、TBSで不二家の工場が賞味期限切れのチョコレートを再利用していたなどと報じ、不二家が抗議していた問題で、TBSは今日の番組で「誤解を招きかねない表現があった」として正式に謝罪したようです。この問題に関してはTBS自身が勇み足を認めたことになります。マスコミもよってたかって不二家の問題を取り上げていたんですが、一部にせよ、間違った報道があったことになります。
私自身は専門外ながら、不二家に品質管理上の問題があったのは事実なんでしょうし、それを擁護する考えはさらさらありませんが、少なくとも、この不二家とTBSの問題についてだけは、不二家に同情的でTBSに批判的な意見を持っていました。TBSの番組では不二家に廃業しろとまで発言する人もいたとかいう話しを聞いたこともありますが、でも、不二家の商品を買うか買わないかは、正確な情報を与えられた上で消費者が判断することです。もちろん、正確な情報を提供し、世論を形成する上でマスメディアの果たす役割は重要だと思いますが、今回だけはTBS自身が非を認めたのも事実です。
繰返しになりますが、私は不二家の品質管理の問題を擁護するつもりはないものの、私を含めて、小さいころから不二家のお菓子に慣れ親しんできた人間には、TBSのように不二家に廃業を迫るよりも、製造工程などの品質管理をしっかりした上で、再生して欲しいと願う人の方が多いように思わないでもありません。
今日のエントリーのタイトルは少し誤解を招きやすいかもしれませんが、上に書いたような意味で、私は不二家を応援しています。
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