NHK朝の連続ドラマ「どんど晴れ」はありきたりか?
今日から5月です。お天気は朝から雲が広がり、昼前から雨が降り出し、夕方には止みました。昨日に比べると気温は上がりませんでした。元気な下の子は半袖でしたが、私やおにいちゃんは長袖にしました。
今日はゴールデンウィークのお休みの谷間で、小学生は登校するんでしょうが、サラリーマンは休んでいる人も出勤している人も様々なんだろうと思います。ゴールデンウィーク後半も、お天気は示し合わせたように、休日はいいお天気で、今日は雨が降るという、行楽には適しためぐり合わせとなっています。
今日から5月ですから、NHKの朝の連続ドラマ「どんど晴れ」も1ヶ月たったことになります。今週は5週目です。我が家は昨年3月の春休みに松戸から青山に引っ越して来たことから、私の通勤時間が大幅に短縮されて朝出かける時刻が遅くなったもので、宮崎あおいさんが主演した昨年の「純情きらり」からNHKの朝ドラを本格的に見始めました。その前の松戸では、8時過ぎには小学生の子供達とともに家を出なければ役所の定時に間に合わなかったんですが、今では余裕でNHKの朝ドラを見ることが出来ます。
宮崎あおいさんの「純情きらり」に続いて、昨年度後半の「芋たこなんきん」のヒロインは藤山直美さんでした。昨年10月5日のエントリーでも取り上げましたが、伝統的なNHKの朝ドラのヒロインからは藤山直美さんは大きくタイプを異にする印象がありましたが、この4月から始まった「どんど晴れ」のヒロインである比嘉愛末さんは、従来通りのNHK朝ドラのヒロイン像を提供してくれています。若くて、さわやかげな美人で、何事にも前向きに取り組み、そして、何よりも無謬性を保障されたヒロインです。失礼ながら、「芋たこなんきん」の藤山直美さんはヒロインとしては、前2者が欠けていたような気がしないでもないんですが、後2者は立派に体現していました。
オープニングテーマも小田和正さんのオフコース路線で、そろそろ時間の余裕の出来た団塊の世代を意識しているのかもしれません。これも伝統的な朝ドラ路線といえるのでしょう。さらにさらにで、ドラマの舞台が盛岡の旅館とくれば、新珠三千代さんの「細うで繁盛記」を思い浮かべる向きもあるんではないでしょうか。ものすごく団塊の世代を意識したドラマ作りになっている気がします。どうでもいいことですが、新珠三千代さんは私の父親と同い年生まれで、2人ともすでに亡くなっていたりします。
なんだか、ストーリーもありきたりな気がしますが、それがいいという人も多いのかもしれません。もっとも、旅館での仕事に陰湿なイジメはありませんし、結婚に反対していたヒロインの父親が徐々に賛成に回ったのはありきたりですが、、盛岡に帰るつもりのフィアンセは東京での仕事が順調過ぎて帰れなかったりするのはやや現代的な味付けを意識しているのかもしれません。まんま韓流スターの役で出ているリュ・シウォンさんが登場するのなんかも、一昔前までは考えられなかったような気がします。
何だかんだと、ありきたりだと文句を言いつつも、私も毎朝熱心に見ていたりします。
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