下の子をカブ隊に連れて行き、フリーマーケットについて考える
今日は朝から雲が広がって、気温は上がりませんでした。街中では長袖の人の方が多かったような気がしますが、昼過ぎからはよく晴れて、気温も上がりました。
今日は、下の子が午前中に、おにいちゃんが午後から、それぞれ外出する用件があり、その他の諸条件もいろいろと考え合わせた末に、私が下の子を午前中のカブ隊に連れて行きます。上の写真は、ボーイスカウトのカブ隊の制服姿で集合場所に着いた下の子です。女房はおにいちゃんと外出し、ついでに、彫刻刀や紙粘土などの学用品も買って来ました。
下の子が活動しているカブ隊の集合場所は、割と有名な神社の近くの公園なんですが、今日はその近くの神社の境内で蚤の市が開催されていました。骨董品なんかが並んでいたりしました。それで思い出したんですが、我が家の割と近くの神宮外苑の国立競技場の近くにある明治公園で、かなり大規模なフリーマーケットが開かれていて、私も子供達を連れて何回か行ったことがあります。ちょっとした子供用の衣類を買ったこともありますが、その昔には、ムシキングのカード目当てで探しに行ったこともあります。でも、今は、先月4月30日のエントリーに書いたように、その手のカード専門店で買い求めたりしています。
1年以上の前のことですが、明治公園のフリマに行った時、私の目から見てとっても奇異に映ったことがありました。それはフリーマーケットを英語で Free Market と書いたのぼりがあったことです。私はとってもカッコ悪いと思ったことを記憶しています。なぜなら、日本語で言う「蚤の市」は英語では a flea market と綴るからです。カタカナにすると同じ「フリー」なんですが、蚤を意味する flea を free に間違えているのが明からで、いかにも英語を知らない人が書いたことが明白だと思ったからです。
ところが、今日の午後に、家に戻って調べていると、日本フリーマーケット協会なる団体が大阪にあり、特に社団や財団のような法人格は持っていないように見受けられるんですが、そこのホームページを見てびっくりしました。この日本フリーマーケット協会が日本語のフリーマーケット、英語の FREE MARKET と FLEA MARKET を商標登録しているらしいのです。以下は、日本フリーマーケット協会のサイトからの引用です。
日本フリーマーケット協会では、本来「蚤の市」と訳される「Flea Market」を日本で開催するにあたり、誰もが気軽に参加出来るように親しみをこめて『Free Market』とし、独自性・エンターテイメント性を提案していくため、商標登録・サービスマーク等の登録を行っています。
この団体が何なのか、私には判然としませんし、 free にどうして親しみがあるのかも理解できませんが、私から見て明らかに誤った言葉の普及を目指しているように見受けられて仕方がありません。まあ、リサイクルには役立っているんでしょうし、活動自体は賞賛されるべきなのかもしれませんが、何か、釈然としないものを感じてしまいました。こんな商標登録が認められるんでしょうか?
下の子をカブ隊の活動に連れて行って、何となく、以前からの疑問を思い出してしまいました。
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