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2007年5月23日 (水)

首都圏の大学ではしかが大流行

今日もいいお天気でした。気温も上がって、暑いくらいでした。

新聞やテレビなんかでも報道されている通り、ここ2週間ほど、首都圏の大学ではしかが大流行しているようです。東京六大学野球は今のところ続けられているようですが、関東大学サッカーでは何試合か中止に追い込まれたようですし、いくつかの大学で休講になっているようです。昨日の新聞を見ると、とうとう、あのマンモス大学の早稲田大学が休講に入ったそうです。いつもの朝日新聞のサイトから、早稲田大学の休講を伝えるニュースの最初のパラだけを引用すると以下の通りです。

早稲田大(東京都新宿区)は21日、学生の一部がはしか(麻疹)に感染したため、ほぼ全学にわたって休講とすることを決めた。同日午後からただちに実施し、29日までの予定で、大学生や大学院生ら約5万5000人に原則として登校を禁じた。はしかは首都圏で流行しており、患者が特に多い東京都内では大学の休講が相次いでいる。通常通りの大学でも患者が確認されており、休講はさらに広がりそうだ。

本題のはしかから外れるんですが、それにしても、5万5000人といえば、ちょっとした地方都市並みですから、早稲田大学のマンモス振りには驚かされます。

昔は「はしかに罹ったようなもの」なんて比喩的な表現があるくらいで、誰でも小さいころに罹る病気だと思われていましたが、我が家のおにいちゃんが生まれた10年くらい前には、すでに、はしか(麻疹)は予防接種で感染を防止して、そもそも罹患しないで済ませる病気と考えられていました。我が家の場合は子供達が2人とも男の子ですから、これに加えて、おたふく風邪なんかも罹患しないように予防接種をしましたし、女のお子さんの場合は風疹もそうなんだろうと思います。
前回流行したのは2001年で、推定で28万6000人が罹患したと報じられていましたが、そのころ、我が家はジャカルタに住まいしていて、我が家の子供達は罹りませんでした。その代わりでもないんでしょうが、2003年の年初にジャカルタの日本人社会で子供達の間に水疱瘡が大流行したことを記憶しています。我が家の子供達もおにいちゃんが2月にもらって来て、3月に下の子にもうつったことを覚えています。
今回の大流行の原因もいろいろ言われていて、1回だけの予防接種では免疫力がつかない場合があったり、はしかの流行が少なくなり、ウイルスに接する機会が減って免疫の増強効果が得られなくなったことを指摘する意見もあります。時期的にも、4-6月は入学式から始まって、大学生なんかが集まる機会が多いとも言えます。
私はまったくの専門外なのでよく分かりませんが、死に至る病ではないと言うものの、特効薬がないので体力勝負で治癒せざるを得ませんし、病気の間はそれ相応に苦しいわけですから、我が家の子供達はもちろんのこと、これ以上多くの方が罹患することのないように、また、罹ってしまった方は早く治癒するように願っています。

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