明日から仕事に復帰
今日は朝から少し雲が広がっていたんですが、午後からはいいお天気になり、気温も上がりました。猛暑とまではいきませんが、30度に達しなかったのは昨日だけで、今日は真夏の暑さが復活した感じです。
もう少し単発的に休暇を取るとは言うものの、取りあえず、海水浴を含めて丸々一週間の夏休みを終えて、明日から役所に出勤します。先週は東証の日経平均は年初来最安値を記録したりして、米国のサブプライム・ローン不安に端を発した世界同時株安がマーケットを襲い、激動の一週間だったのかもしれません。その方面の話題については、夏休みだったので、意識的にエントリーとしては取り上げませんでした。
時差の関係で、どうしても東京市場が世界で一番早く週が明けるので、先週の初めも、東京市場から少し持ち直しつつあるような印象を受けていたんですが、結局、週の後半に東証も大きく下げました。最後の最後に米国の連邦準備制度理事会 (FED) が公定歩合を引き下げるというウルトラCで市場が平静を取り戻したようです。期待に働きかける金融委政策だったと言えます。日銀も見習ってほしいような見事な政策発動でした。おそらく、9月の連邦公開市場委員会 (FOMC) でFF金利を引き下げるんではないかと私は考えています。
現状では、日銀は今週の金融政策決定会合で金利引上げを見送るという消極的な政策手段しかとらないような気がします。1か月前でしたら、8月の金利引上げはほぼ市場に織り込まれていたようなんですが、これは吹っ飛びました。ここで金利を上げたりしたら、世界中の中央銀行から袋叩きにあいかねません。
昨年、今年と、私はエコノミストの夏休みは長いと言い続けて来たんですが、今年に限っては大外れで、夏季休暇から呼び戻されたエコノミストもいるんではないかと思います。もちろん、私は呼び戻されませんでした。明日、役所に出勤するんですが、少し怖い気がしないでもありません。第1に、株式市場が大幅下落して大忙しだったとすれば、こんな時期にのんびりと夏休みを取っていたことに怨嗟が集まっている可能性があります。第2に、これはもっと怖い可能性なんですが、大忙しだったにもかかわらず、参事官不在で何ら支障がなかったかもしれません。第3に、これは本筋から外れますが、先々週の終わりの金曜日に同僚と沖縄の泡盛を飲みに行ってヘベレケに酔い潰れて、記憶がない部分がありますので、失礼な言動や行動に及んだ可能性がなくもありません。性格的には、酔っ払っても大きく失礼なことをする可能性は低いと思うんですが、実は、私が不在でも何ら支障がなかった2番目のケースが一番怖いです。
今夜のエントリーはやや無理やりに経済評論の日記に分類しておきます。
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