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2007年10月16日 (火)

サンダルがボロくなり、職業選択のプライオリティについて考える

今日は、朝からが広がり、時折、細かな霧雨の降るぐずついたお天気でした。気温は上がらず、肌寒かったです。午後に今の出向先の役所から親元官庁に出かけたんですが、上着なしのワイシャツ姿で行くと寒いくらいでした。

先日、役所で履いているサンダルがボロくなり捨てました。夏休みの海水浴に行く時のために一家でおそろいを買ったクロックスのサンダルを役所用にしてしまいました。このブログの今年7月24日付けのエントリーで写真を紹介したことを記憶しています。役所で使うサンダルは何でもいいので、新しいのを買おうかとも考えないでもなかったんですが、海水浴の後はまったく使っていませんでしたので、結局、新しいのを買うのもムダと考えてクロックスのサンダルにしました。別に、役所の同僚のオジサンに流行りものを見せびらかす意図はありません。
私は役所に入ったら、窓口業務で市民と接するわけでもありませんし、靴を脱いでサンダルに履き替えます。官庁のカルチャーにもよるんでしょうが、許容されている役所も多いと思います。私の役所の昔の上司でも、別の観点から、すなわち、よりファッショナブルにするようにとの観点から服装に文句をいわれたことがないわけではありませんが、極めてまれなケースでしたし、常識的な範囲で許容されているんだろうと思います。国家公務員の仕事の特徴のひとつは、余り窓口業務がない点も上げられると思います。住民に身近な地方公務員、特に市町村レベルの役所との違いだと言えるかもしれません。
私は京都の出身ですから、地域柄、観光に従事する職業の人の割合が高く、観光関係のお仕事は週末出勤する場合が多いことから、出来れば、週末をカレンダー通りに休める仕事がいいと考えていました。さらに、カレンダー通りはもちろんのこと、普通に昼間に働く職業のプライオリティが高かったことも当然です。24時間操業の工場勤務なんかはパスしたい方でした。ですから、経済学部の卒業でもありますし、銀行なんかを考えなくもなかったんですが、転勤が多そうでパスしました。実は、私の小さいころに、近くの銀行に勤務する銀行員さんで、京都北部の舞鶴から南部の私の近所まで通っている人がいて、これはタイヘンだと子供心に感じた記憶も影響したのかもしれません。どういう話題だったかというと、舞鶴から私の近所までは当時の国鉄で100キロ以上あり、100キロを超える定期券は発売してくれない、とかの話題だったと記憶しています。では、その銀行員さんはどうして通勤していたのかはサッパリ覚えていません。さらに、どうでもいいことですが、中学生になって時刻表を調べる機会があり、京都から舞鶴は100キロ足らずだと知って、アレはなんだったのだろうかと疑問に感じたこともありました。現在の中央省庁再編後の役所は違いますが、私が就職した時の親元官庁は地方局がなく、東京を離れる時は日本を離れることを意味すると聞かされていましたが、実際に、2度に渡って赤道を超えて南半球に転勤することになろうとは予想もしませんでした。でも、よくよく考えれば、日本で勤務している範囲では常に山手線の内側で、さらに中央線で考えて南半分から外のオフィスの経験はありません。加えて、外国勤務をしたといっても、チリとインドネシアの首都ですから、当たらずといえども遠からず、なのかもしれません。交通の便の良い場所にオフィスがありますから、東京に出て来てからは自動車は持たず、地下鉄なんかの公共交通機関だけでコトが済みます。ジャカルタは自動車での移動でしたが、サンティアゴではランチで出かける時なんかは地下鉄やバスを利用していました。それから外回りがないのも当時の役所の特徴です。今となっては古い考え方なんでしょうが、用があれば呼び付ければいいというのが役所の当時の考え方で、今でも一定は残っているような気がします。接待はもとより、外回りがないので、私は今でも携帯電話を持っていません。もっとも、携帯電話の使用目的はそれだけではないことは理解しているつもりです。

要するに、カレンダー通りの勤務の昼間の仕事で転勤や外回りの少ない職業ということで、国家公務員を選んだつもりなんですが、それなら、もっとお給料がよくて割りのいい仕事があったような気も、今さらながら、しないでもありません。また、ウワサによれば、単身赴任もまた楽しからずや、と聞くこともあります。でも、大学生の職業選択のプライオリティなんて、その程度なのだという気もします。

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