小学校の学校公開日に行く
今日は、朝から少し雲が多かったですが、まずまずいいお天気で気温もそれなりに上がりました。明日までは何とかいいお天気が続いた後、3連休最終日の月曜日から来週にかけては雨が降るとの天気予報です。
今日は、子供達の通う小学校の学校公開日でした。実は、今週は火曜日からずっと学校公開日だったんですが、平日の昼日中は仕事がありますから、学校公開日の最終日の今日に行きました。今週は3連休明けで火曜日から小学校が始まりましたので、今日の土曜日まで授業を続けたのは、当然ながら、私のような平日に仕事のあるサラリーマンに配慮したものでしょう。結果として、我が家の子供達は世間一般とは1日ずれて明日から3連休が始まります。従って、来週の登校日は3日しかありません。それはともかく、青山に引っ越して、我が家の子供達も今の小学校に転校して、今までのところ、毎年度の初めの方の4-5月、半ばの10月、年度終了間際の2月の年3回の学校公開日に私は欠かさず小学校を訪ねています。
我が家の子供達は小学3年生と5年生ですから、偏ることなく交互に見て回ります。偶然の一致なんでしょうが、どちらの教室にも俳句が掲示してありました。下の子の教室には遠足でアスレチックに行った時の俳句で、季語が入っていないので川柳に近いんでしょうが、遠足やアスレチックが面白かったことを五七五に詠んであります。上の子の教室には秋の俳句が並んでいました。3年生と5年生ですから出来栄えは歴然たる差があるんですが、5年生の教室には秋の季語の一覧のようなものも張り出してありました。少なくとも、俳聖と呼ばれる松尾芭蕉の時代にはなかったであろう季語で、「運動会」というのが秋の季語なんだと初めて知りました。しかし、我が家の子供達の通っている小学校は運動会を5月に終えていますので、文句を言った子供がいたであろうと想像して、少し微笑ましくなりました。
それから、昨年、創立100周年の節目を迎えた小学校ですから、今年はこれを記念する企画も拝見しました。それによれば、在校・卒業生として、岡本太郎さん、安岡章太郎さん、北杜夫さん、オノ・ヨーコさんの4人が顔写真入りで展示されていたりしました。ほかにも有名人がいそうな気がしますが、一応、小学校の展示室に顔写真入りで紹介されていたのは、この4人でした。それから私の目を引いたのは「読書の木」なるもので、小さな葉っぱに見立てたメモに小学生がごく簡単な一言読書感想文を書いて貼り付けてあるものです。校庭への通路にありました。「ファーブル昆虫記」や「シートン動物記」のような古典的な博物図書に始まって、これまた、古くからの子供向け小説の名作である「注文の多い料理店」や「15少年漂流記」や「ビルマの竪琴」などもありました。少し新しくなると、我が家の子供達も大好きな「ハリー・ポッター」や「ダレン・シャン」に加えて、「デルトラ・クエスト」なんかもありました。これらはシリーズものですので、最新刊を中心に、いくつか葉っぱがありました。まったくどうでもいいことですが、現在、Wikipedia の「デルトラ・クエスト」のページはいろんな角度からの書込み合戦の最中で、保護扱いになっているようなことを聞きました。なお、アニメになってテレビでも放送されているそうです。さて、話を「読書の木」に戻しますと、最近、映画なんかで話題になった本もいくつかありました。このカテゴリーだけ著者名を入れて紹介すると、あさのあつこさんの「バッテリー」、竹田津実さんの「子ぎつねヘレンののこしたもの」、Mr. E.B. ホワイトの「シャーロットのおくりもの」、島田洋七さんの「佐賀のがばいばあちゃん」なんかです。いずれもや小学生くらいの少年少女が主人公になったお話なんだろうと思います。
今日は、小学校の方も配慮したのか、3-4時間目は1-6年生までを漏れなく含んだ縦割り班による「ロング集会」なるものが企画されて、子供達は大縄、輪投げ、ボーリングなんかを楽しんでいました。授業中の写真を撮るのは気が引けたんですが、校庭での大縄の写真を何枚か撮りました。実は、このブログでは紹介しませんでしたが、5月のゴールデンウィークに京都に帰省した折に、下の子が幼稚園のころに運動会でリレーのアンカーになった話をした際、私から見た京都の叔父さんが「吉岡の家系でリレーのアンカーなんかになったのは聞いたことがない」と言って、我が家は武ではなく文の家系であることを控えめに表現したことがありました。今日、我が家の子供達が大縄を跳ぶ姿を見て、また、私自身の小学校時代を振り返って、改めて、我が家の家系の DNA を再発見するような思いでした。
下の写真は大縄に挑戦する我が家の子供達です。
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