ミシュランのガイドブック東京版の発売
今日も、朝から少し雲が多かったものの、午後からはまずまずいいお天気になりました。気温も昨日よりは少し上がったような気がします。でも、やっぱり朝は寒いので、真剣にコートを着ようかどうか悩んでいるところです。夜になって雲がほとんど晴れたのか、帰り道では半月より少し膨らんだお月さんがよく見えました。
昨日、ミシュランのガイドブックの東京版が発表され、今朝の朝刊各紙で取り上げられています。私の職場でもちょっとだけ昼休みの話題になったりしました。明後日の11月22日の発売だそうです。ネットでもっとも大きく取り上げていたのが朝日新聞でしたので、少し長くなりますが、 asahi.com のサイトから記事部分を引用すると以下の通りです。誰かが昨夕のうちにウェブ魚拓に取っておいてくれたのを有効活用しています。
「東京は世界一級の美食の町」 - ホテルやレストランの格付けガイドブックとして知られる「ミシュランガイド」の東京版が22日に発売されるのに先立ち、東京都内で記者会見が開かれ、掲載される店舗が明らかになった。
東京ガイドに掲載されたレストランは150軒で、世界中のミシュランガイドで初めて、掲載されたレストランすべてに星がついた。最も卓越した料理と評価される「三つ星」には8軒が選ばれた。これで、ミシュランガイドの三つ星レストランは世界中で68になった。
「二つ星」には25軒、「一つ星」には117軒が選ばれた。
ガイド全体では、日本料理が6割を占め、他にフランス料理、イタリア料理、スペイン料理、中華料理などが掲載されるとともに、28軒のホテルが紹介されている。
ガイド編集の総責任者のジャン・リュック・ナレさんは「掲載されたすべての店に星がついたのは世界初。調査をするうちに、東京にはすばらしい店がたくさんあることが分かり、しかるべき結果となった。東京は、世界一の美食の町だった。特に日本料理には敬意を評し、6割選んだ。すばらしいセレクションができたと思う」と話した。
ミシュランガイドは、フランス、パリ、ドイツ、ニューヨークなど米欧21カ国で発行されてきた。アジアでは東京が初めて。日本語版と同時に英語版も用意されており、90カ国以上で発売される予定だ。
ガイドブックには、味を評価する「星」の格付けのほか、レストランやホテルの快適度、車椅子対応があるかどうかなど施設・サービス面での評価、さらに各レストランについて客の迎え方、料理が出るまでの待ち時間なども調べられ、コメントが掲載されている。約16万軒あると言われる東京のレストランから、まず1500軒を「プレリスト」として選び、日本人とヨーロッパ人の5人の覆面調査員が1年半かけて訪ね歩いた。盛り付けの見た目や味のほか、食材の鮮度、仕込みの度合いなどによって星の数を評価しているという。
和食への評価が高まっていることから、既に発行されているニューヨークガイド版やサンフランシスコ版でも、計5軒の日本料理店が星を獲得している。
実は、今日付けの Financial Times でも1面の下の方に、 "Michelin sprinkles stars on Tokyo" と題した記事を掲載していて、東京だけを対象にしたレストランなどのガイドブックなのに、世界的にも注目されていたりするのかもしれません。なお、上に引用した朝日新聞のサイトでは、三つ星を獲得した8軒のレストランだけでなく、二つ星に選ばれたレストラン25軒、一つ星に選ばれたレストラン117軒、引用にもあるように、合計150軒のレストランの一覧が掲載されています。中には、独特の漢字を使っていて、一般的なフォントに含まれていないためか、伏字みたいにして漢字の作りを説明しているお店もあったりします。さすがに、三つ星クラスになると、私のように公務員という地味な職業に就いている人間には馴染みがなくて、名前を聞いたことがあるだけだったりするんですが、二つ星の中には行ったことのあるお店が1軒だけあり、一つ星になると数軒あったりします。
なお、ガイドブックのお値段は2200円プラス消費税の2310円だそうです。微妙な価格設定だという気がします。大量に売れるんでしょうから、もう少し安くてもいいように思わないでもないですし、逆に、大量にカラーページがあったりするんでしょうから、それを考えると割安感がなくもありません。私も店頭に並べば、手に取って立読みしたいと思います。今まで、私の独特のジャンル分けで、買う本と借りる本とで考えて来たんですが、このミシュランは立読みする本に分類するのが適当かもしれません。それから、本そのものを読んだわけではなく、ましてや、発売前の本ではあるんですが、書籍に関する話題ということで、無理やりに読書感想文の日記に分類しておきます。
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