下の子と「ルイスと未来泥棒」をマリオンに見に行く
今日は、昨夜から残った雨が朝のうちまで降っていましたが、昼前には止んで午後からは雲が広がりました。陽射しはなかったんですが、日中は昨日よりさらに気温が上がったように感じました。
今日は下の子とマリオンに行って、ディズニー映画の「ルイスと未来泥棒」を見て来ました。上の写真は映画館に入る前の下の子です。おにいちゃんはいろいろあって忙しく、11月に冬休み映画を検討した段階で、そんなにいい映画がないこともあってパスしました。下の子はたまごっちの映画にするかと私は秘かに思っていたんですが、やっぱり、余りにも幼稚園っぽいんでヤメにしたみたいです。「ルイスと未来泥棒」はディズニーではめずらしい 3D のフル CG アニメだと聞いていたので私も楽しみにしていました。なお、今日のエントリーにはネタバレがいっぱい含まれています。読み進む場合は十分ご注意下さい。
原作はウィリアム・ジョイスの絵本「ロビンソン一家のゆかいな一日」です。元をただせば、ジョイスはディズニーに吸収合併されたピクサーのメンバーですから、「トイ・ストーリー」や「バグズ・ライフ」にも参加しています。我が家の子供達も大好きな映画です。今日見た「ルイスと未来泥棒」も期待にたがわず、画像がきれいでストーリーも心温まるものでした。未来社会はドラえもんでもそうですが、荒唐無稽なものと大人の目には映ります。でも、未来社会を生きるであろう自分自身に重ね合わせて見る子供達には、また、違う姿を持っているのかもしれません。
物語はルイスが捨て子として養護施設の前に置き去りにされるシーンから始まります。ルイスは発明に没頭し、ローティーンになっても養子の受入れ先が決まりません。自分の母親の姿を見たい一心で、忘却した意識を脳から取り出す機械の発明に、ルームメートの迷惑も顧みずに取り組みます。そして臨んだ科学フェアでの発表の当日、未来から来た同年代の少年ウィルバーといっしょに未来に行きます。実は、ウィルバーは自分自身の子供で、連れて行かれた家は未来の自分の家だったりすることが明らかになります。しかし、発明のために迷惑をかけた養護施設のルームメートが、ルイス自身の発明品であるお助け帽に操られて未来を変えてしまいます。一気に変わってしまう未来を元に戻すべく、ルイスがたった2台しかないタイムマシンを修理して活躍します。最後は現代に戻って科学フェアで両親と再会し、さらに、未来の配偶者とまで出会ってしまいます。最後はディズニーらしくハッピーエンドで、迷惑をかけたルームメートを助け、両親に引き取られて幸せに暮らし、ホントの名前はルイスではなく、コーネリアスということまで判明したりします。
最初に書きましたが、映像とともにストーリーも満足いくものでした。昨年暮れに見たディズニーの「ライアンを探せ」よりはかなり上質の映画だと思います。なお、過去を変えると未来が変わるという、いわゆるタイム・パラドックスの処理については、やっぱり、「バック・トゥー・ザ・フューチャー」に一日の長があったような気がします。それから、過去が変わったことにより未来が違ったものになって行く変化については、「ネバーエンディング・ストーリー」の影響を受けているように見受けられました。小学生からローティーンくらいのお子さまといっしょに見ることをおススメします。子供に夢と感動を与えるだけでなく、親には家族のあり方を考えさせてくれる映画です。私的にいえば4.5ツ星くらいの評価といえます。0.5星のディスカウントは途中であった未来の家族構成の紹介が冗長で不要だからです。
映画にはまったく何の関係もなく、夕方から子供達がバドミントンを始めます。冬休みですから、小学生には書初めの宿題なんかが出ているんですが、おにいちゃんにはスポーツというのもあるそうです。下の子が付き合って運動していたそうで、下の写真はバドミントンを終えてから、真っ赤な顔をした子供達です。かなり暗かったので写真の出来もよくありません。でも、これも子供達の成長の記録のひとつだと思ってアップしておきます。
| 固定リンク
コメント