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2008年3月24日 (月)

小学校の3学期が終了し子供達から通知簿を受け取る

今日は、朝からが降り、昼前には止んだんですが、その後も雲が広がって陽射しがなく、気温は上がらずに肌寒かったです。

法人企業景気予測調査今日、内閣府と財務省が法人企業景気予測調査の結果を発表しました。朝日新聞のサイトから取った左のグラフを見ても一目瞭然で、今年1-3月期の大企業の景況感 DI は▲9.3で、昨年10-12月期の+0.5から大幅に落ち込んでいます。原油をはじめとする原材料の価格高騰や円高などが企業業績を圧迫し、2004年4-6月期の調査開始以来、過去最低の水準を記録しました。なお、中堅企業は▲14.1、中小企業も▲30.4と、いずれも過去最低を更新しています。ただし、こういった企業の業況感については、もっとも注目されている日銀短観が来週4月1日に発表されますので、日銀短観が発表された時点で改めて詳しく取り上げたいと思います。なお、日銀短観の予測も出始めており、マーケットでは規模別や製造業・非製造業の業態別を横断して、前回調査から▲5-6ポイントの下落になると見る向きが多いような気がします。いずれにせよ、今夜の段階では軽く触れるに止めます。

ということで、今日は我が家の子供達が通う小学校で終業式があり、通知簿をもらって帰って来ました。もっとも、4月から6年生に上がるおにいちゃんは、明日も卒業式があって5年生だけは代表として卒業式に出席するようです。4月から4年生の下の子は明日から春休みが始まります。日本では春休みはそんなに長くありませんが、我が家が住んでいたジャカルタなんかにある海外校では、どうしても、先生方の人事異動を春休みに行う関係で、夏休みよりも春休みの方が長かったような気がします。
この3学期終了にあわせてでもないんでしょうが、ベネッセの「子育て生活基本調査」の速報が発表されています。1998年の第1回調査、2002年の第2回調査に続いて第3回目の調査だそうです。私は毎日新聞のネットで見かけました。明日の朝刊に掲載されるのかもしれません。まず、私が見かけた毎日jpのサイトから記事の第4パラまでを引用すると以下の通りです。

小中学生の母親が、子供に高学歴を求める傾向が強まっていることが、ベネッセコーポレーションの「子育て生活基本調査」で分かった。学力低下への不安が高まったことが背景にあると、専門家は分析している。
調査は、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県在住で、小中学生の子供を持つ保護者約1万人を対象に07年9月、質問紙に記入する方法で実施。回答があった約7300人のうち、母親約6800人のデータを分析した。母親の平均年齢は42歳。小学生では4割、中学生では3割が専業主婦だった。調査は98年、02年に続き3回目。
子供の学力について、「できるだけいい大学に入れるよう、成績を上げてほしい」と考える母親は26%。98年調査では18%で、02年の20%から一気に6ポイントも増えた。逆に「学校生活が楽しければ成績にはこだわらない」「高学歴よりも、資格を身につけるほうが将来役に立つ」は02年と比べ7-5ポイント減っており、学歴を重視する傾向が分かった。
子供を4年制大学まで進学させたいと考える母親は56%で、特に、大学卒の母親では71%に上る。同社の06年の調査では、東京都内の小学生のうち「4年制大学まで」を希望するのはわずか18%にとどまっており、対照的な結果になった。

ベネッセ「子育て生活基本調査」

上のグラフは、ベネッセの調査の図3-1です。母親が子供をどの段階まで進学させたいかの回答で、4年制大学+大学院が60%を超えています。引用にもある通り、これが、大学卒の母親になると比率がハネ上がり、4年制大学+大学院で8割近くになります。もちろん、性別による差も見られ、男の子の方が高学歴を期待されています。男女差別なのかもしれませんが、世間一般の常識的な結果だと受け止める向きもありそうな気がします。

ベネッセ「子育て生活基本調査」

上のグラフは母親から見た子供の学力観や勉強観に関する質問に対する回答から抜粋したもので、まだまだ、小学校3-6年生の母親では「将来ふつうの生活に困らないくらいの学力があればいい」との回答が約半分を占めるんですが、引用にもあるように、「できるだけいい大学に入れるよう、成績を上げてほしい」と成績を重視する母親が年々増加しているのが読み取れます。逆に、「学校生活が楽しければ、成績にはこだらわない」との回答者の比率は年々低下しています。

ベネッセ「子育て生活基本調査」

高学歴を望む結果として、取りあえず、小学生のころには中学受験を考えるのが自然なんでしょうが、そのためには教育費の負担も生じます。上のグラフは中学受験の予定の有無により教育費に生じる差を現しています。私が見た毎日jpでは、このグラフが取り上げられていました。

私自身も中学受験を経験しているので、我が家の子供達も同じ道を歩むのかもしれませんが、ベネッセの統計を引くまでもなく、このような傾向は着実に進んでいるように実感します。子供達の通知簿を見て、将来を考えて見ました。

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