ハリー・ポッター第7巻『死の秘宝』の表紙が発表される
今日は、朝のうちは昨日からの雨が残っていたんですが、昼前には止みました。でも、雲が張り出して陽射しがなく、気温は上がりませんでした。今日のお天気は冴えなかったんですが、この週末はいいお天気と暖かな陽気が戻るようです。
今日は、日本では昨日の春分の日と明日からの週末の飛び石連休の谷間で、欧米のキリスト教国ではイースターに入って、グッドフライデーと呼ばれる聖金曜日です。週末前ですから、軽い話題を取り上げたいと思います。というのは、友人に教えてもらったんですが、3月に入ってから、ファン待望のハリー・ポッター第7巻『死の秘宝』の表紙が発表されているようです。静山社のホームページにあります。上の写真の通り、ベースカラーは鮮やかなロイヤルブルーです。今までのシリーズと共通のイメージをベースにしたデザインのように思います。上巻の方の絵柄は左下にハグリッドらしき大柄な人物が、これもシリウスからもらったと思しきバイクに乗っていて、右上にはセストラルに乗って飛んでいるハリー・ポッターらしき人物が描かれています。なお、現在まで出版されているハリー・ポッターの邦訳シリーズのベースカラーは、第1話の『賢者の石』が濃い紫、第2話の『秘密の部屋』が濃い茶色というか臙脂色、第3話の『アズカバンの囚人』がやっぱり濃い緑、第4話の『炎のゴブレット』からベースカラーが薄くなって薄い紫、第5話の『不死鳥の騎士団』が鮮やかな朱色、第6話の『謎のプリンス』が青緑となっています。そして、最終巻第7話の『死の秘宝』がロイヤルブルーとなるわけです。去る3月4日のエントリーで我が京都大学のスクールカラーが濃青で、東京大学が淡青と、英国のオックスフォード大学とケンブリッジ大学を真似たと紹介しましたが、東京大学のスクールカラーに近い気がしないでもありません。
なお、映画の方の話題ですが、我が家が一家そろって昨年夏休みに第5話の『不死鳥の騎士団』を見た後も、順調に第6話の『謎のプリンス』の撮影が進んでいるようで、この第7話の『死の秘宝』は2部構成になるそうです。出来るだけ原作に忠実に映画化しようと思えば、この方法がいいのかもしれません。題名は単純にパート1とパート2とかになるらしく、映画プロデューサーのデイビッド・ヘイマン氏が明らかにしています。どのあたりで切るかは私は知らないものの、ホグワート校の戦いが大きなクライマックスとなりますから、第31章が "The Battle of Hogwarts" となっていて、まさに、ホグワーツ校の戦いが始まる章なんですが、その少し前の第26章 "Gringotts" でグリンゴッツ銀行に侵入した後のどこかで切るんではないかという気がします。米国での公開が、第1部は2010年11月、第2部は2011年5月と予定されているらしいです。なお、一時はスピルバーグ氏の登板も噂されていた監督は、第5話の『不死鳥の騎士団』を撮り終えて、第6話の『謎のプリンス』を撮影中のデイビッド・イェーツ氏が続投し、脚本もスティーブ・クローブス氏が引き続き担当するとのことです。スピルバーグ監督のハリー・ポッターを見てみたい気もしないでもないんですが、何となく、安心感のある布陣だと受け止める向きもありそうに思わないでもありません。
私は米国版で第7話の "Harry Potter and the Deathly Hallows" を読んでしまったんですが、我が家の子供達もハリー・ポッターは大好きですし、今から7月23日の邦訳の出版が楽しみです。でも、もう少し早く翻訳が進まないものかと思わないでもありません。なお、今夜のエントリーは本を読んでの読書感想ではないんですが、一応、我が国読書界の話題ということで、読書感想文の日記に分類しておきます。
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