CFNAI から見て米国経済の景気後退局面入りはほぼ確実
米国経済の指標を見逃していましたので、今夜は、経済評論の日記として、手短かにもうひとつエントリーをアップします。
米国時間の昨日24日にシカゴ連銀が Chicago Fed National Activity Index (CFNAI) を発表しました。2ヶ月前の1月24日付けのエントリーで取り上げた指標です。上のグラフの通りで、2月単月の CFNAI は▲1.04に急落しました。通常注目される3ヶ月後方移動平均の CFNAI-MA3 では、1月▲0.78、2月▲0.73、3月▲0.87となり、3ヶ月連続で景気後退ラインとされる▲0.7を超えてしまいました。もちろん、最終的には NBER が決定するんでしょうが、この指標を見る限り、エコノミスト的には米国経済の景気後退局面入りはほぼ確定したと言えます。
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