ゴールデンウィークの子供向け映画のレビュー
今日は、久し振りに朝からスッキリと晴れ上がっていいお天気になりました。気温もグングン上がって、最高気温は20度を超えたようです。もうすぐ半袖の季節になるんでしょう。一時、花粉はかなり下火になって、私は抗アレルギー剤を飲むのを止めていたりしたんですが、昨日の夕方から今日はかなり飛んでいた気がします。
先月3月3日付けのエントリーで「春休みの子供向け映画のレビュー」と題して、『ドラえもん映画 のび太と緑の巨人伝』、『超劇場版 ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!』、『ONE PIECE ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜』、『犬と私の10の約束』、『ライラの冒険 黄金の羅針盤』、そして、ディズニーの『魔法にかけられて』を紹介しましたが、そろそろ、ゴールデンウィーク向けの映画が始まっています。先週末の4月19日には子供向けの映画では、『銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~』、『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』、『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(きんぽこ)の勇者』などが封切られています。ということで、今夜のエントリーはゴールデンウィークの子供向け映画のレビューです。私はまだ何も見ていませんし、元になる情報は「Yahoo! 映画」からのコピペですから、ネタバレはないと思います。
まず、先週末に封切られた『銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~』です。スシ一家に生まれた主人公“スシ王子”が全国でスシ修行に励み、悪と対決するドラマ「スシ王子」の劇場版で、数々の刺客と寿司対決を繰り広げてきたスシ王子が、スシの命=シャリを極めるためニューヨークへ武者修行に出ます。監督の堤幸彦と同じく堂本光一がドラマ版に続いて映画単独初主演、主題歌も担当します。力の入ったマンガ的なギャグ映像の連続に加え、異国の地で日本人の信念と誇りを賭けたダイナミックな寿司バトルも見ものだそうです。
あらすじは、一度はスシ職人の道を捨て琉球唐手の達人を志した米寿司(堂本光一)だったが、唐手の道はスシの道、スシの握りは拳の握りであり、寿司を極めずして武道の神髄はつかめないということを悟り、司は全世界に広がる日本のスシの極意を求めてニューヨークへと渡り、日本人の信念と誇りを賭けて異文化の中、スシバトルを繰り広げる、というものです。
続いて、『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』です。週刊少年サンデーで連載中の青山剛昌原作の国民的人気シリーズ「名探偵コナン」の劇場版第12弾で、音楽がテーマの本作ではクラシック界を震撼させる連続殺人事件の謎を、コナンが「アメージング・グレイス」などのクラシックの名曲の調べに乗せて真実を解き明かします。監督は昨年の『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』に続いて山本泰一郎が続投し、クラシック音楽と本格的なミステリーが融合した華麗なるサスペンス・オペラに注目です。
あらすじは、高名な元ピアニストが率いる音楽アカデミーの出身者ばかりを狙った連続殺人事件が発生し、コナンたち一行はその元ピアニストが作った音楽ホールのコンサートに招かれますが、コンサート本番に向けて次々と不審な事件が続発します。そして本番当日、コナンたちがコンサート会場を訪れると、大爆発が起こり会場は火の海に包まれてしまう、というものです。
さらに、『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(きんぽこ)の勇者』も先週末に封切られています。大人気アニメ「クレヨンしんちゃん」シリーズの劇場公開版第16弾で、野原一家がファンタジーに挑戦する今作では、うっかり“闇の扉”を開けてしまったしんのすけが、地球支配をたくらむ闇の世界“ドン・クラーイ”から家族と地球を守るため、選ばれし勇者となって闇の力に立ち向かいます。監督と脚本には、劇場版シリーズの初期を手掛けた本郷みつるが復帰しました。おバカな冒険の中にも真摯なテーマも盛り込む本シリーズ特有の世界観は健在のようです。
あらすじは、地球支配をたくらむ闇の世界“ドン・クラーイ”と地球とをつなぐ“闇の扉”をうっかり開けてしまったしんのすけでしたが、実は自覚こそないもののしんのすけこそ“選ばれし勇者”でした。しんのすけを守るために現われた少年マタの力を借りながら、出現する闇の敵と戦うしんのすけですが、強大な敵アセ・ダク・ダークが現われ……、というものです。
今週末に封切られるものとしては、『あの空をおぼえてる』があります。ジャネット・リー・ケアリー原作の米国の児童文学を映画化した感動作で、『天使の卵』など人間ドラマを得意とする冨樫森監督が、突然の不幸に見舞われた一家の再生の道のりを静かに見すえます。『冷静と情熱のあいだ』以来7年ぶりの映画出演となる竹野内豊が、2児の父親役で新境地を開拓し、妻役の水野美紀や息子役の広田亮平らとともに迫真の演技をみせ、平凡な日常に潜む人間の温かさや力強さを生き生きと描いたストーリーに引き込まれます。
あらすじは、地方都市で写真館を営む雅仁(竹野内豊)は妻(水野美紀)と小学生の息子(広田亮平)、幼稚園に通う娘(吉田里琴)と幸せに暮らしていました。だが、ある日、子どもたちが交通事故に遭い、息子は無事生還するが、娘は亡くなってしまいます。雅仁は娘を守れなかったことで自分を責め、生き残った息子は何とかして両親をなぐさめようとする、というものです。
なお、ゴールデンウィーク向けの封切りではないんですが、ディズニーの『ナルニア国物語 第2章: カスピアン王子の角笛』が5月21日から封切られます。まあ、どうでもいい話で、私が2年ほど前の2006年2月27日付けのエントリーにおいて、このブログでも少し酷評した前作『ナルニア国物語 第1章: ライオンと魔女』、正しくは、この後に「ワードローブ (洋服箪笥)」が付くんですが、第1章が2年前の2006年3月4日の春休み向けのロードショーだったにもかかわらず、今回の第2章はゴールデンウィーク向けでもなく、夏休み向けでもなく、印象としては中途半端な時期の公開だという気がしないでもありません。私が酷評したからというわけではないんでしょうが、ディズニーも日本では『ナルニア国物語』はダメだと思ったのかもしれません。それから、さらに、どうでもいいことなんですが、我が家がよく見る映画で、人気の高い「クレヨンしんちゃん」、「ドラえもん」、「ポケモン」なんかは有楽町マリオンで上映されているんですが、「ケロロ軍曹」や「名探偵コナン」はまだマリオンではやってくれません。「名探偵コナン」もすでに12作目になるんですが、同じ東宝のゴールデンウィーク映画で16作目になる「クレヨンしんちゃん」のシリーズを抜けないでいるのかもしれません。
実は、今年、我が家はギャグマンガの「クレヨンしんちゃん」のシリーズをとうとう卒業して、『名探偵コナン 戦慄の楽譜』を見に行くと子供達の意見が一致しました。ひょっとしたら、少しずつ思春期に向かって成長しているのかもしれません。
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