今日は、朝から雲が広がり、午前中に雨が降りましたが、午後からは引き続き雲が多いながらも、お天気は回復して気温も上がりました
私は日曜日に下のkといっしょに副都心線に乗って来ましたが、その後、副都心線はトラブル続きのようです。一番最新のニュースとして、朝日新聞のサイトから記事を引用すると以下の通りです。
17日午前7時半ごろ、東京メトロ和光市駅付近で停電が起きた。30秒ほどで復旧したが、この停電と通勤ラッシュの影響で有楽町線が最大29分、副都心線が最大17分それぞれ遅れた。
東京メトロによると、同社の電車と、相互直通運転をしている東武鉄道の電車が同駅付近に集中。電気を大量に消費したため、変電所のブレーカーが落ちた。近くの東京メトロ車庫でポイントが自動制御できなくなり、電車の出庫が10分ほど遅れたという。
副都心線は14日に開業。16日には駅係員が出発順の調整に手間取るなどミスが続出、ダイヤは終日乱れた。
引用した記事の停電によるダイヤの遅れを含めて、私が新聞・テレビやネットなどで見かけた範囲だけでも、順不同で以下の3つのトラブルが報じられています。
- 小竹向原駅で西武線からの乗り入れ電車が遅れたことから、和光市方面から来る直通上り電車との出発調整にもたつき遅れ。
- 渋谷発和光市行き各駅停車が東新宿駅を通過し、次の西早稲田駅で乗客を降ろす。
- 停電によって車両を車庫から出す作業が出来なくなり17分遅れで運転
東武線と西武線の両方と相互乗入れしているんですから、それなりに
副都心線のオペレーションは複雑なんだと思います。加えて、急行運転をしているんですし、新しい路線でいろいろと慣れない面もあるんでしょうから、初めのうちは大目に見てもいいような気もしますが、メディアは厳しいといったところでしょうか。それから、忘れていましたが、日曜日のエントリーで副都心線は池袋から東武線に乗り入れていると書きましたが、同様に、西武線にも乗り入れているらしいです。池袋方面に詳しくなくて失礼しました。お詫びします。さらに、もう少しすると渋谷から東急東横線に乗り入れるらしいです。
東京メトロの地下鉄は、丸の内線と銀座線を除いて私鉄や JR と相互乗入れを実施しています。どうでもいいことながら、どうして、丸ノ内線と銀座線は他の線との乗入れをやっていないのかというと、パンタグラフではなく
第三軌条と呼ばれる独特の集電用の装置を用いているために、その他の鉄道路線との互換性がないからです。20年以上も前に銀座線や丸ノ内線に乗った経験のある人なら、その昔は、丸ノ内線や銀座線では一瞬停電で車内の明かりが1-2秒くらい消えるのはめずらしくなかったのを記憶していると思いますが、アレも第三軌条だったために生じていたらしいです。詳しいことは私も知りません。
私が地下鉄に乗っていても、ヨソの鉄道からの入線や進入の遅れを地下鉄の遅れとして上げている車掌さんのアナウンスを何度か聞いたことがあります。この相互乗入れのオペレーションを東武線と西武線の2路線と実施しているんですから、オペレーションの複雑さは2倍以上になっていると思いますし、たぶん、埼京線との競合のためだと思うんですが、地下鉄で駅を通過する急行運転をしていますから、他の東京メトロの路線に比べて副都心線のオペレーションは想像を絶する複雑さになっているんではないかと私は想像しています。でも、この点を考慮して、東京メトロや副都心線に
同情的なのは私だけかもしれません。これだけ複雑なオペレーションを必要とすることは事前に十分分かり切っているハズなんですから、営業免許を得て営業している限りは、ちゃんと営業するべきであることはいうまでもないといったところでしょうか。
ここはひとまず冷静に、
がんばれ、副都心線!
もうすぐ終局するであろう将棋の名人戦は、必要に応じて、明日以降に取り上げたいと思います。
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