ハリー・ポッター最終巻第7話『死の秘宝』の発売
今日も、朝からいいお天気で気温も上がりました。いつもの通り、かなり蒸し暑かったです。昼休みに外出して1時ギリギリのオフィスに戻ると汗だくになってしまいました。
どうして、昼休みに外出したのかというと、丸の内オアゾにある丸善本店にハリー・ポッターのシリーズ最終巻である第7話『ハリー・ポッターと死の秘宝』を買いに行ったからです。原書の英語版の発売から遅れること1年、邦訳は本日発売です。おそらく、いわゆる先進国としてはもっとも遅い翻訳の発売ではないでしょうか。英語と日本語の差が大きいと言えばそれまでかもしれませんが、英語を読みこなす人口比率の低さを表しているような気がしないでもありません。でも、そんなに悲観することもなく、昨日の夜に確認したところ、邦訳発売前の時点で、アマゾンのレビューをすでに60人近い人が書き込んでいますから、原書を読んだ人もかなりいるものと思われます。まったく自慢そのものですが、私も米国版の原書を読んだ一人です。昨年2007年11月22日のエントリーで長々と章別のストーリーをアップしていたりします。私のこのブログの最長エントリーではないかと思います。
私は原書を読んだとはいうものの、我が家でもおにいちゃんも下の子もハリー・ポッターの大ファンで、すでに第6話までは読んでいますから、女房がアマゾンで今日届けてもらうように予約してありました。でも、今朝早くから開店して発売している本屋さんもあると聞き及びましたが、初版は180万部の印刷だそうで、売り切れることはあるまいと考えて、私は昼休みに買いに行きました。これだけのベストセラーですし、180万部ですから最終巻くらいは我が家にも2冊ずつあってもよかろうということになったからです。実は、上の画像の左下にある初回限定の特製バッグもお目当てだったりします。第6話の『謎のプリンス』の発売の時にも、これと同じようなバッグが、やっぱり、表紙の色調に合わせて緑色のバッグがオマケでついて来たのを思い出しました。今回はロイヤルブルーです。なお、アマゾンで予約した分にはアマゾン特製のブックカバーもオマケでついて来ました。黒と黄色のタイガースカラーだと思わなくもありませんでした。いずれにせよ、章別のストーリーをアップした2007年11月22日の直後の2007年11月27日のエントリーでは、邦訳が出ると我が家では下の子が譲って、おにいちゃんが先に読むんだろうと書きましたが、私が2冊目を買ったことにより、兄弟仲良く読み進むことが出来ます。
ホンの少しだけですが、私も子供達の合間を縫って邦訳を手に取ってパラパラとめくってみました。私が手に取ったのはどうしても下巻の方が中心ですから、最後の方の展開のテンポが速くなって来た時、2人の女性から発せられた印象的な言葉がどのように翻訳されているか、に注目しました。以下の通りです。
- 第30章 セブルス・スネイプ去る
マクゴナガル教授
"Man the boundaries, protect us, do your duty to our school!"
「境界を警護し、我々を守りなさい。我らが学校への務めを果たすのです!」 - 第36章 誤算
モリー・ウィーズリー
"NOT MY DAUGHTER, YOU BITCH!"
「私の娘に何をする!この女狐め!」
マクゴナガル教授の"Man the boundaries" は「総員配置につけ」くらいの感じかと思っていたんですが、結果的には、上のような翻訳でした。モリーの "NOT MY DAUGHTER" も、娘のジニーを押しのけてベラトリックスと対峙した時ですから、「お前の相手は娘じゃないよ!」くらいの感じだと思います。まあ、"BITCH" は児童文学では翻訳しにくいのは私も理解しています。
昨日、アジア開発銀行 (ADB) から "Asia Economic Monitor 2008" なんて余り聞きなれないリポートが出されたりしたんですが、今日は何といってもハリー・ポッターの話題で盛り上がろうと思います。最終巻を2冊ずつ買ったのは、兄弟仲良く読み進むのもありますが、さらに、私は私の事情があり、今月中には読み終えたいと考えているからでもあります。8月1日からは少しタイヘンだったりします。
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