そろそろブログは下火になるのか?
今日は、朝からまずまずいいお天気でした。陽射しもあって気温が上がりました。ランチでビールを飲んで役所に戻ったら大汗をかいてしまいました。
少しまえですが、7月2日に総務省情報通信政策研究所から「ブログの実態に関する調査研究」が発表されました。それによれば、すでに削除された物を含んで過去に開設されたブログ総数は2,243万、インターネット上に公開されているブログが1,690万、そのうち、月1回以上更新されているアクティブなブログが308万だそうです。上のグラフの通りです。もっとありそうな気もしないでもないんですが、こんなものかもしれません。青いラインがアクティブ・ブログですから、2006年以降は横ばっているような印象を受けます。なお、今夜のエントリーのグラフはすべて上にリンクを張ったリポートから引用しています。
これが、毎月の新規記事数となると、上のグラフの通りで、横ばいよりもむしろ減少傾向にあることが分かります。2005年年央の5000万件から最近時点では4000万件に減少傾向とも読めなくもありません。実は、私が最初にブログを開設したのが2005年8月でしたから、新規記事の投稿数においてはピークのころだったかもしれません。その後は熱が冷めたのか、記事数としては減少傾向ですし、同じように、記事件数あたりの画像掲載数も減少して来ています。そろそろ、ブログもピークを過ぎて下火に向かうのかもしれません。
この減少傾向のひとつの原因と考えられるのが、上のグラフの通り、スパムブログの存在です。2008年1月現在のアクティブ・ブログについて調査したところ、ブログ数では12%が スパムブログに該当するとの結果で、ブログが8つあればうち1つはスパムのトラックバック発信を目的とするブログのようです。上のグラフの通り、アダルトや出会い系から販売や収入を勧誘する方の割合が高いようです。私も経済評論の日記に分類するようなエントリーを書くと、いくつかスパムが送られて来たりしますので、適当に、キーワードでブロックをかけたりしています。
今夜は、何となく、ヒマにしていて、ネットで目についたブログの話題を取り上げて見ました。
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