« 久し振りに「ESP フォーキャスト調査結果」を考える | トップページ | チャーリー・フレッチャー『アイアンハンド』(理論社)を読む »

2008年7月12日 (土)

北京オリンピックの話題

今日も、朝からいいお天気でした。ほぼ真夏の太陽が照りつけていた気がします。気温も上がって蒸し暑かったです。天気予報は見ていないんですが、ひょっとしたら、すでに梅雨明けが発表されているのかもしれませんし、少なくとも、この天気が続けば週明けにでも梅雨明けではないでしょうか。

北京オリンピックのメダル

今日は週末モードで、北京オリンピックの話題です。まず、メダルです。昨年3月の開会式まで500日のカウントダウンで発表されていたようなんですが、情報に疎い私は知りませんでした。私は "Wall Street Journal" のブログサイトのひとつである "China Journal" で見かけました。上の画像の通りです。中国内外の応募作品265点から選考したもので、メダルはいずれもいずれも直径7センチ、厚さ6ミリで、重さ約150グラムです。金メダルには6グラム以上の金を使用し、銀メダルは純銀製です。メダルの表面には、パナシナイコ・スタジアムに飾られたギリシャの勝利の女神ニケが浮き彫りにされ、裏面は北京オリピックの公式エンブレムの周囲にヒスイが埋め込んであります。留め金には左右から2匹の龍の模様が施されています。オリンピックのメダルにヒスイが使われたのは初めてだそうです。中国には金と玉は相性が良いとする「金玉良縁」という言葉があり、それに因んだデザインのようです。

北京オリンピックの記念紙幣

それから、最近では、日本の新聞でも盛んに報道されましたが、オリンピック記念紙幣が発行されました。10元 (日本円で約156円) の紙幣です。発行は600万枚だそうですが、人口が巨大なのでかなりの希少価値があるような気がします。北京オリンピックのメインスタジアムである「国家体育場 (National Stadium)」を表面のデザインに用いて、裏面は伝統的なオリンピックのデザインに見えます。表面のメインスタジアムは「鳥の巣 (Bird's Nest)」の愛称で呼ばれていることはご存じの通りかと思います。図柄に使用した10元紙幣、600万枚を発行する。私が知る限り、人民元紙幣のデザインはすべて故毛沢東首席の肖像画があしらわれていて、赤っぽい色調のものが多く、異なる図柄が使われるのは2000年にミレニアムを記念して龍がデザインされた100元紙幣が発行されたものぐらいしか知りません。当然ながら、中国では大人気のようで、実際の額面を大幅に超える額で取引されているようです。なお、私は中国語は全く知らないんですが、裏面の左端に縦書きで「奥林匹克」の4文字が見え、これが中国語表記の「オリンピック」なのかと勝手に想像しています。これだったら、意訳した我が国の「五輪」の方がセンスいいように思わないでもありません。

休日モードでゆったり過ごす土曜日に、来月に迫った北京オリンピックのメダルと記念紙幣の話題について取り上げました。メインのスポーツではなく、ホンのちょっぴり経済に近い分野ではないかと思わないでもありません。

|

« 久し振りに「ESP フォーキャスト調査結果」を考える | トップページ | チャーリー・フレッチャー『アイアンハンド』(理論社)を読む »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 北京オリンピックの話題:

« 久し振りに「ESP フォーキャスト調査結果」を考える | トップページ | チャーリー・フレッチャー『アイアンハンド』(理論社)を読む »