オグシオ散る!
北京オリンピックで私が一番楽しみにしていたオグシオが中国ペアに負けて、メダルなしで終わりました。私はとっても残念ですが、勝負事なんですから時の運もあります。参加することに意義があるオリンピックですから、初戦を突破して立派な活躍だったと思います。左の写真は東京新聞のサイトから借用していますが、中国ペアに完敗した試合の後で、にこやかとさえ言えるスッキリした表情で会場を引き上げるオグシオです。日本に帰国する時も、オグシオらしい晴れやかな笑顔で胸を張って帰って来て欲しいと思います。メダルなしですから、物足りないと評価する向きもあるかもしれませんが、初戦は突破しましたし、昨夜も地元の中国ペアを相手に、地鳴りのような大声援も敵に回しながら、十分に華やかな活躍だったと私は思います。
オリンピックですから、金メダルを取った柔道の内柴選手や水泳平泳ぎの北島選手が大いに注目を集めるのは当然ですし、バドミントンの興味はオグシオからセミファイナルに進んだ末綱選手と前田選手のペアに移ったのかもしれません。もちろん、オリンピックは4年に1度のスポーツの祭典なんですから、国民がメダルを期待して結果に注目が集まるのは当たり前ですが、スポーツなんですから結果だけで評価されるべきでもありません。また、結果の評価そのものも難しい面があるのも事実です。例えば、体操男子団体の銀メダルにしても、「連覇を逃す」と表現することも出来ますが、「米国を逆転」というのも確かです。やや地味なバドミントンという競技にスポットが当たるようになったものオグシオの功績です。オリンピックでメダルが狙えるスポーツ選手の写真集が売れるなんて、そうそうあるとは思えません。繰返しになりますが、私はトータルとして大いにオグシオを評価したいと思います。
よくやったオグシオ!
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