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2008年11月11日 (火)

気ウォッチャー調査に見る九州人の気質

本日、内閣府から10月の景気ウォッチャー調査が発表されました。街角景気などと呼ばれているもので、全国のスーパーや家電量販店の店員さん、ホテルマン、タクシー運転手など家計動向、企業動向、雇用等、代表的な経済活動項目の動向を敏感に反映する現象を観察できる業種の適当な職種の中から選定した2,050人を調査対象といています。10月の現状判断 DI は、前月比5.4ポイント低下の22.6となり、7か月連続で低下しました。先行き判断 DI についても、前月比6.9ポイント低下の25.2となっています。内閣府では基調判断を「景気の現状は急速に厳しさを増している」とし、前月までの「景気の現状は厳しい」から下方修正しています。九州に限っていえば、現状判断 DI が27.7から19.9となり、全国各地域の中でももっとも大きな下げ幅となり、DI の水準でも全国の最低水準を記録しました。なお、景気ウォッチャー調査では沖縄は九州から除かれています。

景気ウォッチャー調査

今日発表された景気ウォッチャー調査の現状判断 DI の全国と九州は上のグラフの通りです。赤い折れ線が全国で、青が九州です。いずれも右目盛りで、シャドー部分は景気後退期です。いつもの通り、直近は昨年10月をピークと仮置きしています。一見してわかるのは、前回の景気後退期の直前のピークと、景気後退期の最後の方のトラフで、ともに、全国よりも九州の方がピークはより高く、トラフはより低い結果となっていることです。その後の細かい動きを見ても大雑把に同様のことがいえ、2000年1月以降の現状判断 DI の標準偏差を計算すると、全国が 7.79 であるのに対して、九州は 8.28 となっています。要するに、九州では景気ウォッチャーの現状判断 DI データのバラツキが大きいわけです。ひょっとしたら、景気がいい局面では九州人のマインドは全国平均よりも強く楽観的になり、逆に、景気が悪い時はより深く悲観的に感じるのかもしれません。九州の人は感情の動きが激しく、いわゆる激情型の傾向があるのかもしれません。これは何となく世間一般の理解と符合しているような気がしなくもありません。

いずれにせよ、リーマン・ブラザーズ証券の破綻などがあった9月中旬以降は、消費者マインドが底をはう状態が続いており、何をどうすれば上向くのかは私の想像を超えています。街角景気のマインド調査は前回の景気後退期には先行指標であっただけに、気にかかるところです。

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