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2008年12月 2日 (火)

新語・流行語大賞では北京オリンピックの女子ソフトボールが圧勝

昨日、『現代用語の基礎知識』選になるユーキャン新語・流行語大賞の発表がありました。大賞が「アラフォー」とエド・はるみさんの「グ~!」で、審査員特別賞が北京オリンピックの準決勝や決勝などを1人で投げ抜いた上野投手の「上野の413球」にそれぞれ授賞されました。より詳しくは2008 ユーキャン新語・流行語大賞のホームページがあります。
私はエコノミストとして、「サブプライム」がどこまで認知されているかにも興味があったんですが、トップテンの選からは漏れたようです。福田前総理の「あなたとは違うんです」はトップテンに入りましたが、受賞は辞退らしいです。当然でしょう。ブームを反映して「蟹工船」がトップテンに入っています。でも、アラサーとか、アラフォーとかは昔からアパレル業界で使われていた用語で新語ではありませんし、単なる一発ギャグの「グ~!」が大賞かね、という気もしないでもありません。
私が少し前に見たノミネートの60語の中に、「上野の413球」以外に、女子ソフトボールの決勝を解説していた宇津木妙子前監督の叫び「よし、よし、よーし!」とか、「神様、仏様、上野様」なんかが入っていて、業界別に見た今年の新語・流行語では、北京オリンピック女子ソフトボールの圧勝に見えました。我がエコノミスト業界はこの方面では認知度が低いのかもしれません。

最後に、全米経済研究所 (NBER) が、"NBER Announces December 2007 Peak in Economic Activity" として、昨年12月をピークとして米国経済が景気後退局面に入ったことを認定しました。日を改めて取り上げたいと思います。

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