滝田洋二郎監督「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画部門賞を受賞
映画界最大の祭典である第81回アカデミー賞の発表式と授賞式が現地時間昨日の夕刻からハリウッドのコダックシアターで開催され、外国語映画部門で滝田洋二郎監督の「おくりびと」、短編アニメーション部門で加藤久仁生監督の「つみきのいえ」がそれぞれ受賞しました。誠におめでとうございます。上の写真は滝田洋二郎監督と「おくりびと」の主要な出演者がオスカーを受けたところのようです。どこから引用したのかは忘れました。悪しからず。「おくりびと」は私のこのブログでも1月25日付けのエントリーで取り上げたんですが、「つみきのいえ」の方はよく知りませんでした。まず、アカデミー賞のホームページから、主要な賞の受賞者は以下の通りです。
- Actor in a leading role
Sean Penn, Milk - Actor in a supporting role
Heath Ledger, The Dark Knight - Actress in a leading role
Kate Winslet, The Reader - Actress in a supporting role
Penélope Cruz, Vicky Cristina Barcelona - Directing
Danny Boyle, Slumdog Millionaire - Foreign Language Film
Departures - Best Picture
Slumdog Millionaire - Short Film (Animated)
La Maison en Petits Cubes
何でも、SLUMDOG MILLIONAIRE「スラムドッグ$ミリオネア」が監督賞や作品賞など8部門を受賞したようです。私が数えたわけではありませんが、どこかに出ていました。ついでながら、「つみきのいえ」は英語ではなくフランス語のタイトルで報じられています。これまた、まったくどうでもいいことですが、私がちょくちょく参照するOscar Ballot - The New York Timesでは、「おくりびと」も「つみきのいえ」も必ずしも投票のトップではありませんでした。外国語映画部門では Waltz with Bashir が一般投票ではダントツだったんですが、結局、「おくりびと」が受賞したようです。
最後に、映画のアカデミー賞とは何の関係もなく、全米企業エコノミスト協会 (NABE) の米国成長率見通しが発表されました、上のグラフの通りです。米国経済は今年下半期には景気後退を抜け出して、来年年央には潜在成長率水準に戻ると見通しています。日本の景気回復は2-3四半期ほど米国に遅れるのかもしれません。
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