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2009年3月26日 (木)

一家で超劇場版ケロロ軍曹の映画を見に行く

「超劇場版 ケロロ軍曹 撃侵 ドラゴンウォリアーズ であります!」

今日は一家で映画を見に出かけます。先月、2月20日付けのエントリーで取り上げた「超劇場版 ケロロ軍曹 撃侵 ドラゴンウォリアーズ であります!」を見に新宿三丁目の角川シネマ新宿まで行きました。席数は50余りのように見受けられ、我が家は上映開始直前に映画館に入りましたので、最前列の席しか空いていませんでした。大きく上を向きながら映画を鑑賞します。なお、オマケは「回れ!ケロン星」なるコマのようなおもちゃでした。その昔に流行ったベイブレードのようにギザギザのバーで回す方式です。
我が家はコミック本も毎週土曜日のアニメも「ケロロ軍曹」は熱心に見ており、劇場版映画は4年目になりますが、コチラも欠かさず見ています。でも、コミックとテレビは別としても、映画の方は質が落ちて来たような気がします。「ケロロ軍曹」は言うまでもなくギャグマンガなんですが、コミックやテレビをそのまま映画化するんではなく、いわば書下ろしの作品を映画にしています。同じギャグマンガの「クレヨンしんちゃん」の方式を踏襲しているといえます。しかし、「クレヨンしんちゃん」の映画が非日常の世界を見事に描き出しているのに対して、特に今年の「ケロロ軍曹」の映画はイマイチです。映画にだけ出て来るキャラもイマイチですし、構成に至ってはさみしい限りです。私は映画は2本立てから1本立てに成長し、小さな映画館からマリオンにランクアップされるものだと考えていますが、この「ケロロ軍曹」の映画は営業的に成功するとは考えがたく、「ポケモン」や「ドラえもん」に比べれば、作品としても営業成績としてもかなり落ちます。我が家も来年の春休み映画は「ケロロ軍曹」以外の映画を見る可能性が高くなった気がしないでもありません。「ドラえもん」に回帰するかもしれません。
我が家の子供達の年齢も関係しそうな気がします。幼稚園から小学校も低学年であれば、単なるギャグマンガでOKなんでしょうが、もう少し映像やサウンド、あるいは、プロットに感心するような場面が欲しいところですし、そうでなければ、あくまでギャグマンガで押し通すのも一案です。昨年も同じ感想だったような気がしますが、劇場版ということでかなり構えてシリアスに作ろうとしている分、かえって物足りなさを感じさせます。また、この「ケロロ軍曹」はいわゆる典故を多く用いていて、「ドラえもん」や「ガンダム」からのパロディがたくさん含まれています。我が家の子供達がもう少し高い年齢層であれば、このパロディに気づいて、それはそれで楽しめる可能性がありますが、それには年齢が足りないような気がしないでもありません。
いずれにせよ、我が家の子供達の評価も低かったですし、来年は「ケロロ軍曹」の映画はパスしそうな気がします。下の写真は映画を見終えた子供達です。やや表情が冴えません。

ケロロ軍曹の映画を見終えた子供達

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