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2009年4月11日 (土)

第67期名人戦7番勝負第1局は羽生名人の先勝

昨日から椿山荘で指し継がれていた第67期名人戦7番勝負第1局は昨夜午後9時41分に終局しました。158手で先手番の挑戦者・郷田九段に羽生名人が先勝しました。持ち時間9時間のうち、残りは名人1分、挑戦者1分だったそうです。第2局は今月4月21-22の両日、熊本市の熊本城で開催されます。下の画像は朝日新聞のサイトから引用した投了図です。

第67期名人戦7番勝負第1局投了図

今年の名人戦第1局は相矢倉となり、がっぷり四つに組んだ力戦形になりました。「一気に決着がつくのではなく、ねじりあいが続きそうです」との先崎八段のコメントが報じられたりしていました。羽生名人が58手目に角交換を挑み、局面が動き出します。当然ながら、互いに角を敵陣に打ち込み、馬を作って桂香を取り合った後、双方の馬と飛車が交換され、終盤戦に入ります。寄せ合いの様相を呈して来たんですが、控室の検討陣も容易に優劣を判断できない難解な戦いが続き、最後は羽生名人が押し切りました。立会人は谷川浩司九段、記録係は我が家の下の子が将棋教室でお世話になっている天野貴元三段でした。天野三段が安食女流初段と開設している安食スタイル天野美学と題するブログには「和服は正直まだ慣れてこないです。」なんて書いてありました。まだまだ経験不足なんでしょう。

今週半ばに本学でも入学式があり、新入生オリエンテーションの一環で、今日の午後に伊王島に渡ります。最初に「イオウジマ」と聞いた時は、少し前に映画も話題になりましたし、てっきり栗林中将の硫黄島だと全国区思考の私は考えてしまい、長崎には島がいっぱいあるのに何で硫黄島まで行くのかと不思議だったんですが、長崎ローカルでは温泉などで有名なところらしいです。天野三段が和服に慣れないように、私も長崎ローカルの思考パターンにはまだまだ慣れません。そろそろ出かけます。

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