将棋の第67期名人戦7番勝負第4局は挑戦者の郷田九段が勝ち2勝2敗の再びタイに
このブログでは将棋の名人戦をたびたび取り上げているんですが、一昨日から和歌山県高野町の金剛峯寺で指し継がれていた第67期名人戦7番勝負第4局は昨夜遅くに終局し、挑戦者の郷田九段が86手で羽生名人に勝ち、再び対戦成績を2勝2敗のタイに戻しました。なお、第5局は6月2-3日、秋田市の秋田キャッスルホテルにて行われる予定です。下の画像は朝日新聞のサイトから引用した終了図です。
いつも、将棋の名人戦クラスになると、まだ詰んでないじゃないかというような終了図なんですが、今回のは分かりやすかったです。上の終了図を引用した朝日新聞のサイトにも解説がありましたが、羽生名人の先手玉が5八玉と逃げても後手の郷田九段が6七銀を打って、先手4七玉、後手3五桂打ちで、さらに先手玉が右上に逃げて3六玉としても、後手の飛車が2七に戻って龍になれば、後は、先手玉が桂馬を取って3五玉と真っすぐ上に逃げようとも、桂馬の横の4五玉と逃げようとも、後手の4四金打ちで詰みです。終了図から5手詰めですから、私にも理解できます。理解できてうれしい気もしますが、ひょっとしたら、間違っているんではないかという不安も残ります。もしも、間違っていたら、このブログのコメントで教えて下さい。
それにしても、羽生名人が先勝しては郷田九段が追いついてタイになる展開で、7番勝負ですからプロ野球の日本シリーズと同じで、奇数戦を重視するのか、偶数戦を勝ちに行くのか、議論が分かれるところのような気もします。でも、私は今年については我がタイガースが日本シリーズに出るのは早くも諦めました。
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