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2009年7月26日 (日)

子供の携帯電話と電子辞書を考える

何かのテレビでやっていたんですが、子供の携帯電話について考えさせられる番組がありました。それから、青山の我が家で購読している朝日新聞の記事で、電子辞書と紙の辞書に関する特集も見かけました。子供向けの電子機器ということでくくって、少し考えてみたいと思います。
まず、子供の携帯電話なんですが、我が家では持たせていません。青山のような高級住宅街に住みながら、一家の大黒柱の私が公務員や大学教授といった薄給の職業ですから、かなり我が家は貧しい消費生活を送っており、さらに、昨年からの単身赴任生活でこれに拍車がかかり、子供に携帯電話を買い与える余裕がないのが大きな原因です。そもそも、親が携帯電話を持っていません。我が家もおにいちゃんは中学生ですから、クラスメートの中に携帯電話を持っている子もいるような気がしますが、一家の経済的な窮状を察してか、特に欲しがりもしません。それに、さすがに固定電話は家にありますし、我が家の契約しているプロバイダは4つまで無料なので、子供達にもPCメールのアドレスは与えており、ゲーム会社のメルマガを購読していたりして、大きな不便はないのかもしれません。しかし、私も大学の教員になって、1度だけ学生に緊急連絡を取る必要があり学生の連絡先を確認すると、私のゼミの学生はみんな携帯電話を持っていたのを記憶しています。特に、就職活動に入ると携帯電話は必要不可欠とも聞きますし、我が家の子供達もそのくらいまで成長すると携帯電話を持つようになる気がします。6月1日付けのエントリーで書いたように、選挙権や酒・タバコなど法律で明示的な年齢制限があるものを除いて、大学生は大人であると私は認識しています。携帯電話を持つかどうかはこの範疇に入ると思います。
電子辞書については、それほどコトが単純ではないように私は受け止めています。朝日新聞の投書を読むと、ある高校では電子辞書であることを前提に、カシオの操作方法やシャープの電子辞書の引き方などを授業で堂々とやっているらしいんですが、さすがに、ここまでやると疑問を感じざるを得ません。でも、子供が電子辞書を欲しがるということは勉強に意欲がある証拠、という意見にも説得力があります。もちろん、カバンに入れて学校と家の間を運ぶということになれば、まだ体の小さい中高生にはサイズも重量も手軽な電子辞書が魅力的です。基本的に、手早く数をこなそうとすれば電子辞書が便利ですが、目指す単語だけでなく周辺の単語も含めた幅広い知識が得られるという点では紙の辞書にも利点が多くあります。要は使い分けなのかもしれないと考え始めています。実は、私自身は「英辞郎」に頼っていて、それに、私は英語とスペイン語のマルチリンガルですから、英語だけでなくスペイン語も収録している電子辞書はコンパクトで便利です。もっとも、日本でスペイン語を収録している電子辞書はたったひと種類だけです。最近もチリ財務省発表のスペイン語資料を電子辞書でひも解いたりしていました。でも、我が家のおにいちゃんが中学に上がった時には、学校から紙の辞書にすることを指定されました。もちろん、これはこれでひとつの見識です。

結論として、私自身は子供の携帯電話についてはやや否定的な気もしないでもありませんが、電子辞書についてはケースバイケースで、目的などに従って使い分けつつ、どちらも上手に利用することが出来るんではないかと考えています。

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