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2009年8月20日 (木)

いよいよ新型インフルエンザの本格的な流行の始まりか?

去る15日付けのエントリーでインフルエンザを取り上げましたが、報道を見る限り、新型インフルエンザの本格的な流行が始まったのかもしれません。立て続けに死者が出ましたし、厚生労働大臣も本格的な流行を認めています。何と、プロ野球の日本ハムの選手も集団感染したりしています。ということで、下の日本地図は毎日新聞のサイトから引用しています。よく似た地図を今日の日経新聞でも見かけました。記事によれば、国立感染症研究所の調べで今月3-9日の週に全国約4700の定点医療機関から4630人のインフルエンザ感染報告があり、1機関当たり平均0.99となり、感染研が「流行」と判断する平均1に迫ったそうです。地図を見ると、私が往復している東京と長崎がともに赤く塗りつぶされています。私が貢献しているせいもあるかもしれませんが、逆に、それなりの危険地帯を行き来しているために私が感染したと考えることも出来ます。

新型インフルエンザの定点当たり報告数

私の経験ではタミフルですぐに治るんですが、10代の子供には処方しないことになっていますし、致死率も0.5%と季節性のインフルエンザよりも高いそうです。我が公務員の社会では警察や消防に加えて、ライフラインの一部たる水道業務などは、他のライフラインを担う電力・ガス・電話などとともに社会生活を維持するために優先度高く稼働させるべき分野なんでしょうが、私の在籍している教育分野は真逆ですぐに一斉休校になったりします。本学の場合、本格的に講義が始まるのは10月で、もちろん、そんなに流行しないのが一番なんですが、少なくとも私はすでに罹患して免疫がありそうに思いますので、もしも休学にでもなった場合、教育の対象者たる学生のいない大学で研究にいそしもうかと考えています。でも、繰返しになりますが、流行しないのが一番です。

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