平原綾香「my Classics!」を聞く
少し前に買った平原綾香さんの「my Classics!」を聞いています。どうして CD を買ったのかというと、6月ころに青山の家に帰宅した折に、中学生のおにいちゃんが何とマイケル・ジャクソンを聞いていて、少しびっくりして「これはイカン」というわけでもないんですが、子供達に買い与えた音楽 CD のうちの1枚です。まあ、そのころは亡くなった直後だから分からないでもないですし、私くらいの中年に差しかかると懐かしく思わないでもないんですが、私はどちらかというとハリウッド系の音楽よりも東海岸系の好みです。すなわち、マイケル・ジャクソンよりはビリー・ジョエルといったところです。なお、このブログの6月23日付けのエントリーでも取り上げた辻井伸行さんの「デビュー」をおにいちゃんに、下の子にはこの平原綾香さんの「my Classics!」にしました。3月7日のエントリーに書きましたが、下の子は FNS チャリティトーク&ライブ'09 というイベントボーイスカウトの仲間とともに平原綾香さんと共演していて、ひょっとしたら興味があるかと考えたものの、すっかり忘れていました。谷村新司さんの方の印象が強かったんだと思います。
- pavane - 亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」 - ミオ・アモーレ
カルディッロ『カタリ・カタリ』及びプッチーニ歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」 - カンパニュラの恋
ショパン夜想曲(第20番)「遺作」 - ロミオとジュリエット
プロコフィエフ『ロメオとジュリエット』組曲より「モンターギュー家とキャピュレット家」 - シェヘラザード
リムスキー=コルサコフ『シェヘラザ―ド』より「若い王子と王女」 - Moldau
スメタナ『わが祖国』より「モルダウ」 - 仮面舞踏会
ハチャトゥリアン『仮面舞踏会』組曲より「ワルツ」 - AVE MARIA
カッチーニ「アヴェ・マリア」 - 新世界
ドヴォルザーク交響曲『新世界より』第2楽章 - シチリアーナ
レスピーギ「シチリアーナ」 - ノクターン
ショパン夜想曲(第20番)「遺作」 - Jupiter
ホルスト組曲『惑星』より「木星」
曲目は上の通りです。題名を見ても明らかな通り、誰もがどこかで聞いた曲が並んでいます。親しみがあると言えますが、逆に、私なんかの感覚からして、少し平原さんの解釈が違うと感じた曲がないわけでもありませんでした。村上春樹さんの『1Q84』で一気に知名度を増したヤナーチェク「シンフォニエッタ」に対抗したわけでもないんでしょうが、モラヴィアのヤナーチェクに対してボヘミアのスメタナとドヴォルザークを配しているのも気が利いているのかもしれません。
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