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2009年12月27日 (日)

2009年報道写真展を見に行く

今日は、フラリと外を出歩いて、2009年報道写真展を見に行きました。三越本店7階の催し物会場で開催されています。入場無料です。どうしても、こういった文化的な催しは長崎まで回って来ませんので、東京にいる間にせっせと回っておきたいと思います。ということで、私はかなりじっくりと拝見しましたので1時間近くかかりましたが、その気になれば10-15分で見終えることも出来そうな気がします。入口近くに一連の皇室の写真がありました。ところどころに、富士フィルムの銀写真プリントであるとか、Canonのプリンタ名が小さく宣伝してありました。

報道写真展

東京写真記者協会の主催ですから、地方の報道写真はありません。ですから、長崎の漁船転覆事故の写真はまったくなく、長崎に関する報道写真としては、釜山の射撃場火災の写真があっただけです。政治にとどまらず、スポーツや芸能関係の写真も満載でした。さすがに、プロの写真ですから素晴らしい出来栄えでした。私の目に留まったのは、上の通り、鳩山総理大臣と米国のオバマ大統領が握手しているところなんですが、やっぱり、オバマ大統領訪日時の写真も多く、米国で物議をかもした、天皇陛下に深々とお辞儀するオバマ大統領の写真もありました。スポーツ関係では、WBCなどの野球やゴルフの石川遼選手とともに、今年限りで引退したテニスの杉山愛選手の写真が印象的でした。全米オープンでの活躍を思い起こさせる大きな写真が素晴らしかったと感じました。なお、報道写真の範疇に入るかどうか微妙なんですが、私の見た範囲で最高の1枚は、横浜のみなとみらいの沖合から富士山頂に沈む月を捉えた写真でした。改めてプロの力量に感服しました。

最後に、やっぱり経済は絵にならないと感じてしまいました。8月末の総選挙の写真はいくつか見かけましたが、あえて経済の写真と言えそうなのは、「西目屋村」ののし袋に入った定額給付金をうれしそうに受け取るおばあさんの写真だけだったような気がします。

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