流行語大賞に見る今年の世相
昨日、自由国民社主催、ユーキャン新語・流行語大賞が発表されました。今年の大賞は「政権交代」です。確かによく見かけました。以下はユーキャン新語・流行語大賞のサイトからの引用です。
少し例年と違うのは、お笑い系の芸人さんが流行らせた流行語がトップテンに見受けられないことです。もっとも、ノミネートされた60ワードにはいくつかあり、「あると思います」とか「トゥース」も入っています。ひとつだけ、トップテンに入ったので私から異議を申し立てると、「歴女」は決して歴史一般ではなく、もともとがゲーム由来ですから、戦国時代に限られるような気がします。もっとも、私の周囲にそんなに「歴女」がいっぱいいるわけではありませんから、極めて限られたサンプルから判断しています。
昨年は2008年12月2日付けのエントリーで取り上げていますが、この流行語大賞で私の目に留まったのは、審査員特別賞を授賞された上野投手の「上野の413球」でした。しかし、さすがに今年は政治経済の流行語が目白押しです。北京オリンピックのあった昨年に比べてスポーツ系が激減っし、逆に、政治経済系の流行語が多かった印象があり、お笑い系の流行語も政治経済系に押されてノミネートが少なかったのかもしれません。このあたりはユーキャン新語・流行語大賞ノミネート60ワードのサイトを見ると明らかです。無理やりに学校の教科でいうと、昨年は体育の年で、今年は「歴女」も含めて社会科の年かもしれません。
師走に入って今年を振り返る機会が多くなりました。私はすでに web 投票を済ませましたが、漢検による来週土曜日の「今年の漢字」の発表も楽しみです。
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