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2010年7月24日 (土)

長崎市立図書館に出かける

私は週末のランチタイムはとっても長いんですが、特に今日はやや遅めに出たとはいえ、ランチタイムに出て図書館で本を借りて、そのまま、ランチをとった喫茶店で夕方まで読書してしまいました。本を1冊読み終えて、近くのマクドナルドに入り直して夕食を済ませてしまいました。
今日の午後は長崎市立図書館に行きました。市立図書館よりも大学からは県立図書館の方が近いんですが、建物が新しくて雰囲気がいいのと図書の所蔵が多いように私には見受けられますので、市立図書館をもっぱら利用しています。県立図書館も多分人気がないせいだという気もしますが、人気図書が貸出しになっていない場合がままあり、場所も近いので利用しています。市立図書館は私が長崎に赴任する少し前に出来たらしく、立派な図書館で洋書も十分な所蔵があり、視聴覚資料もそろっています。位置的には市役所と県庁の間くらいにあり、この暑い季節に歩く距離は長いんですが、私は夏暑くて冬寒い京都の気候で育ちましたので、雪が積もる以外の日本の気候なら苦になりません。
もちろん、私が本を借りるのは圧倒的に大学の経済学部図書館が多くなっています。経済学部図書館には武藤文庫と呼ばれる稀覯書を含む貴重な図書資料などを集めています。旧長崎高等商業学校の教授を長年務めた故武藤長蔵博士旧蔵の資料です。アダム・スミスの『国富論』の初版本があったりします。武藤博士ゆかりの経済学関係の古典だけでなく、対外交渉史関係の資料、さらには地元長崎関係の資料など、広範囲な学問分野にわたり多くの貴重な図書や資料が含まれています。さすがに、本学の歴史と伝統を感じさせます。

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