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2010年7月31日 (土)

米国の成長率はやや鈍化

昨日、米国商務省から今年4-6月期の米国のGDP統計が発表されました。ヘッドラインとなる前期比年率成長率は+2.4%と2四半期続けて成長率が鈍化しました。まず、いつもの日経新聞のサイトから記事を引用すると以下の通りです。

米4-6月GDP、年率2.4%増 2期連続で鈍化
個人消費1.6%増 伸び率縮小

米商務省が30日発表した4-6月期の実質国内総生産(GDP)速報値(季節調整値)は前期と比べ年率換算で2.4%増えた。設備投資の好調などを要因に、4四半期連続のプラス成長となった。ただ、伸び率は前期の改定値(3.7%)を下回り、米経済成長の減速感を映し出した。
4-6月期の実質成長率は市場予測の平均(2.5%)とほぼ同じだった。米商務省は2007年以降の数値を改定し、今年1-3月期を1.0ポイント上方修正した。この結果、実質成長率は09年10-12月期(5.0%)を直近のピークに2四半期連続で鈍化した。
4-6月期の設備投資は前期比年率で17.0%増となり、2四半期連続のプラス。企業が機械やソフトウエアの購入を増やし、設備投資はGDP全体を1.50ポイント押し上げる要因となった。在庫投資もプラスに働いた。
米GDPの約7割を占める個人消費は1.6%増にとどまった。4四半期連続のプラスだが、伸び率は前期(1.9%)よりもやや縮小した。雇用への不安が根強いこともあり、08年の金融危機の前に毎年3-5%前後の伸びを続けていた勢いはみられない。
4-6月期の輸出は10.3%増えた半面、輸入が28.8%増となり輸出の伸びを大きく上回った。輸出から輸入を差し引いた純輸出はGDP全体を2.78ポイント押し下げた。公共投資などの政府支出は4.4%増、住宅投資は27.9%増だった。総合的な物価動向を示すGDPデフレーターは1.8%上昇した。

米国経済成長率のグラフは以下の通りです。季節調整済み系列の前期比年率を棒グラフで示してあります。最近は、4四半期連続でプラス成長を記録していますが、ここ2四半期はその成長率が鈍化しているのが見て取れます。

米国成長率の推移

引用した記事にもある通り、設備投資や在庫は順調に回復を示していますが、個人消費の伸びが小幅にとどまっています。雇用不安が根強い結果であり、来週の雇用統計の結果が注目されます。

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