国立新美術館で第27回読売書法展を鑑賞する
8月から12月にかけて全国で開催される読売書法展のトップを切って、一昨日の8月20日から東京展が開催されています。第1会場は国立新美術館、第2会場はサンシャインシティ展示ホールとなっています。私は我が家から徒歩圏内の第1会場、国立新美術館に行きました。上の写真は丸みを帯びた特徴ある国立新美術館の本館の建物、下は読売書法展のポスターです。
本年第27回読売書法展の大賞は秋田素鳳先生の作品で、昨年の漢字と違って、今年はかなの作品に大賞が贈られました。作品の最初の部分は以下の写真の通りです。昨日、中央表彰式が芝公園にあるプリンスパークタワー東京で開催されたそうです。詳しくは読売新聞のサイトで「読売書法展中央表彰式、大賞は秋田素鳳さん」と題して報じられています。
毎年、同じことを書いているんですが、書道の世界では私が今日行った読売書法展と毎日書道展が有名です。これまた毎年、読売書法展の副題は「本格の輝き」となっているような気がします。すなわち、その昔ほど極端ではないんですが、傾向的に、伝統の読売展、前衛の毎日展と受け止められています。私の書道の師匠は毎日展ではなく、読売書法展を見に行くように、と私に勧めてくれていたことを思い出します。昨年8月23日付けのエントリーでは、私の師匠の書が「秀逸」を受賞していたと取り上げましたが、誠に残念ながら、今年は作品が出品されていませんでした。出品者リストは「あ」も「い」も1冊になっていたんですが、「い」の出品者リストに私の師匠の名はありませんでした。
最後に、いかにも私が地域住民らしくママチャリで六本木周辺をうろついていると、道を聞かれる先で最も多いのは、圧倒的に国立新美術館です。六本木から行くというイメージが強いんですが、反対側の青山側に出れば乃木坂駅もすぐそばです。上の写真は国立新美術館を出て乃木坂方向に行く壁際にあるロゴです。
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