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2011年3月18日 (金)

地震後1週間を経た仕事と生活の変化について

東日本大地震から1週間がたち、仕事はともかく生活の方は私の場合それほど変化ありません。仕事については、年度末の会議や何やがほとんどキャンセルされ、被災した地方と連絡を取る職員は別にして、課長の私はややヒマになったような気がしなくもありません。もちろん、善後策については業務のプライオリティなどに応じて適切に予定などを再設定することとなります。
生活の方は大きくは変化ありません。中学生と小学生の子供達は、おにいちゃんは期末試験をすでに終え、下の子はとっくに中学受験を終え、ともに春休みを待つばかりの体制になっていますし、都心3区の港区在住と言うことで我が家は計画停電の影響をほとんど受けません。直接の停電はなく、間接的な影響を受けるだけです。
仕事と生活の間のインターフェイスである通勤に関しても大きな変化はありません。もちろん、計画停電の影響で地下鉄は間引き運転ですが、そもそも通勤時間が短いので大きな影響は受けていません。

東京電力の計画停電

東京をはじめとする首都圏において、日常生活にせよ、通勤や仕事にせよ、最も大きな影響を生じている原因は東京電力の計画停電です。現行のローテーションは上の通りで、時事通信のサイトから引用しています。4月いっぱいは計画停電を続けるようですが、その先に供給能力がどこまで回復するかは不透明です。
計画停電のない港区に住み、役所まで近距離を地下鉄で通勤している私なんですが、節電で大きく変化があったのは、節電のため庁舎のエレベーターが使えないことです。一応、私のオフィスは庁舎の最上階にあったりしますが、荷物などを除いて職員の上り下りは階段を使うこととされ、1日に2-3往復は階段を使っています。これはこれでタイヘンです。

最後に、今日の午前中に G7 の協調介入により円高是正がなされました。これは私も脱帽です。単独でもいいから早期の介入が望ましいと私は考えていましたが、G7 で協調介入するところまで話を持って行ったとは、さすがに我が国の優秀な財務官僚の力量を見せつけられた気がします。早期の単独介入より、このくらい遅れても市場に対しては G7 協調介入の方がインパクトが大きかったことは、素直に認めたいと思います。私が悪うございました。間違っていました。お詫びします。今後は反省しますが、相変わらず思い切ったことを書くような気がします。

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