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2011年7月 3日 (日)

ようやくスティーヴン・キング『アンダー・ザ・ドーム』(文藝春秋) を読み終える

スティーヴン・キング『アンダー・ザ・ドーム』(文藝春秋)

スティーヴン・キング『アンダー・ザ・ドーム』(文藝春秋)をようやく読み終えました。私はそれほど読むのが速くない方ですが、とっても時間がかかりました。実は、上下巻で6000円近くかかる本を買い求めたんですが、中学生のくせに生意気にもホラー小説好きの下の子が取り組んでいて、なかなか私には回って来そうもなかったので近くの図書館にいくつかリクエストを出しました。最初に配本されたのが我が港区立図書館で、次が新宿区立図書館、最後に手元にある渋谷区立図書館から借り受けて読み切りました。翻訳者さんの「訳者あとがき」で、『ザ・スタンド』と『It』に続いて3番目に長いキングの小説だとありました。私は前者は読んだことがありませんが、後者は読みましたので、トップ・スリーのうちの2冊を読破したことになります。何かのチャンスがあれば『ザ・スタンド』にも挑戦したいと考えています。出版社のサイトからあらすじを引用すると以下の通りです。

内容紹介
かの名作『It』『ザ・スタンド』に匹敵、巨匠が放つ新たなる代表作の登場です。小さな町を突如覆った透明な〈ドーム〉。わずかな微粒子を透過するのみで破壊不能、先端は高空に達し、地下深くまで続いている。やがて封鎖された町では独裁的人物が悪辣な陰謀をめぐらせはじめて……。キングが「アクセル踏みっぱなし」で書いたという本作、大作ですがダレるところは一切なし。徹夜の準備をととのえてお読みください。

上の引用にもある通り、作者が「アクセルを踏みっぱなし」で書いたそうですから、キングのファンには大いに読みごたえがある出来上がりとなっています。私はキングの作品はそれほど読んでいないんですが、それでも、私なりに批判的に読むべき部分として、ETというか、「スキンヘッド」がドームを作り出して、ジュリアなどの「懇願」により撤去したというのが仕方がないとしても、核ミサイルは発射して欲しかった気がします。村上春樹『1Q84』でチェーホフの言葉として「小説に銃が出て来たら発射されなければならない」という趣旨の記述がありますが、銃と核ミサイルは大いに異なるものの、この作品では核ミサイルも発射して欲しかった気がしないでもありません。また、ラスティへの誕生日プレゼントがCD-R50枚だったのは少し困りものです。せめて、DVDにして欲しかった気がします。ビッグ・ジムの最期について、もう少し信賞必罰的な死に方であった方がインパクトありそうな気がしないでもありません。それから、翻訳のポイントとして、登場人物が多いんですから、カタカナ表記が人名や地名などの固有名詞かそうでないかは、ある程度は判別しやすく努力すべきです。例えば、「ウェルシュコーギー」は犬の種類ですから、「ウェルシュコーギー種」と表記すると、ずいぶんと分かりやすいような気がしました。全部、終わりの方に関するコメントだったりします。

文句なく5ツ星なんでしょうが、私にはこの大作を要約して的確な論評を加える自信がないので、手に取ってお読みいただくしかりません。順番は別にして、先に言及した3つの区立図書館では少なくとも所蔵しているハズです。ほかにも、多くの図書館で見かけるような気がします。

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