« 「国民生活に関する世論調査」に見る国民の選好体系の変化 | トップページ | 年末最後の政府統計の発表に何を読み取るか? »

2011年12月27日 (火)

今冬のお年玉事情やいかに?

お正月まで指折り数えて、あと数日となりましたが、正月の子どもたちの楽しみのひとつは、もちろん、お年玉でしょう。ということで、季節の話題として、先週12月22日に住信SBIネット銀行から「お年玉に関するアンケート」が発表されています。12月13-19日に実施されたアンケート調査結果ですから出来立てほやほやです。もっとも、調査対象は調査実施銀行の顧客だそうですから、何らかのバイアスがあるかもしれません。まず、ヘッドラインとして4点ほど取りまとめられていますのでリポートから引用すると以下の通りです。

お年玉に関する意識調査
・お年玉をあげる額が増える人、昨年の調査結果よりも「5.3%」増加
・お年玉をあげる額が増える理由、「あげる人の年齢が上昇したから」60.8%
・お年玉の支出総額、昨年の調査結果よりも「約4,900円」増加
・小学生に約3,400円、中学生に約5,900円、高校生に約8,100円、大学生・専門学校生等に約11,000円。

以下に、リポートからいくつかグラフを引用したいと思います。まず、お正月にお年玉をあげるかどうかについて、予定ではありますが、2/3の回答者がお年玉をあげる予定のようです。我が家でも子供達にお年玉を出す予定です。

お年玉をあげる予定

次に、今冬のお年玉は昨冬に比べて増やすかどうかの質問では、約30%が増やすと回答しており、10%足らずの減らすを大きく上回っています。ただし、この増額のカラクリは、最初の引用にある通り、お年玉をあげる対象者が着実に年齢を重ねているから、ということのようです。景気がいいというのが理由ではないのかもしれません。

お年玉の総額の増減

お年玉をあげる相手は、親戚の子供が約70%、自分の子供が約40%と圧倒的です。当然です。我が家は私が京都から東京に出て来て、関西方面に厚く分布する親戚との付き合いが薄くなりましたし、もっぱら我が家の子供達がお年玉をあげる対象です。

お年玉をあげる相手

最後に、多くの人が興味を持っているため、詳しいグラフを作ってしまって、かえって見づらい気もしますが、お年玉をあげる対象年代別の額です。大雑把に、小学校低学年に3,000円、小学校高学年に4,000円、中学生に6,000円、高校生に8,000円、大学生に11,000円、といったところです。このあたりが相場なのかもしれません。なお、我が家は女房が決めるのではないかと考えています。

お年玉の年代別平均額

最後に、昨日12月26日、厚生労働省から「平成23年『子ども手当』の使途に関する調査結果」が公表されています。使途別の使用金額(6月の支給期に満額(平成23年2月分から5月分までの4か月分、52,000円)の支給を受けた人(7,611人)の平均金額)をみると、「子どもの教育費等(予定含む)」が17,878円(34.4%)で最も高く、2番目に高いのは、「子どもに限定しない家庭の日常生活費(予定含む)」で8,282円(15.9%)となっています。我が国の社会保障支出は圧倒的に引退世代に流れていると私は考えており、勤労世代、特に子育て世帯への「お年玉」としての子ども手当の重要性を改めて指摘しておきたいと思います。

|

« 「国民生活に関する世論調査」に見る国民の選好体系の変化 | トップページ | 年末最後の政府統計の発表に何を読み取るか? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/207184/43531510

この記事へのトラックバック一覧です: 今冬のお年玉事情やいかに?:

« 「国民生活に関する世論調査」に見る国民の選好体系の変化 | トップページ | 年末最後の政府統計の発表に何を読み取るか? »