そろそろ花粉症の季節が始まるか?

先週金曜日の1月27日に環境省から「平成24年春の花粉飛散予測(第2報)」が発表されています。飛散開始時期を指す「スギ花粉前線予測」は上の地図の通りで、東京では2月中旬と予想されています。また、都道府県別スギ・ヒノキ花粉の飛散ピーク時期予測を見ると、一都三県の首都圏では3月上中旬、特に3月上旬がピークと予想されています。なお、ピークとは1日あたりの花粉の飛散が30個/cm2以上と定義されています。ただし、今年については、東京では前シーズン比32%、例年比63%と予想されており、全国的に見ても花粉の飛散数はやや少ないと言えます。何とかこの季節を乗り切りたいものです。
実は、私もこの週末に出歩いた際に風が強いと感じたところ、目と鼻に明らかに変調を来たし、鼻水と目の痒みに悩まされ始めました。今日になって早々に行きつけの耳鼻科に駆け込んで処方箋を出してもらい、抗アレルギー剤や目薬を買い込みました。

なお、本日、国立社会保障・人口問題研究所から「日本の将来推計人口」が発表されています。上のグラフは出生率も死亡率も中位推計を取った年齢3階級別の人口の推移です。人口減少は0-14歳階級と労働年齢人口である15-64歳階級で生じ、65歳以上階級では2042年まで増加を続けます。今世紀半ばには日本の人口は1億人を割り込む結果が示されています。年金抜本改革の試算については政府と民主党が公表しないと決定しましたが、今後の議論でひとつのポイントとなるかもしれません。マーケットでは政府に何らかの催促をする可能性があります。たった1本ですが、そういった内容のニューズレターを受け取りました。すなわち、引退世代向けの社会保障給付に切り込まなければ、 に水を貯めようとする努力のごとく、マーケットに冷や水をぶっかけかねないくらいに高い消費税率を覚悟しなければならないかもしれません。
| 固定リンク
コメント