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2012年3月17日 (土)

おにいちゃんと「おかえり、はやぶさ」をマリオンに見に行く

映画「おかえり、はやぶさ」ポスター

今日は朝から雨模様だったので室内競技を指向し、我が家のおにいちゃんと有楽町マリオンに出かけて、映画「おかえり、はやぶさ」を見て来ました。下の子も誘ったんですが、付いて来ませんでした。なお、上のポスターは映画のオフィシャルサイトから引用しています。
私は昨年の「はやぶさ/HAYABUSA」から始まって、先月の「はやぶさ 遥かなる帰還」、そして今日の「おかえり、はやぶさ」まで、JAXA協力の映画3本をすべて見たことになります。自慢になるかどうかは疑問が残ります。また、3本も映画が作られたんですから、「はやぶさ 遥かなる帰還」の渡辺謙と「おかえり、はやぶさ」の杏のように、親子で競演している例もあったりします。
はやぶさの映画3本目で初めて3Dを体験しました。なかなかの迫力でした。でも、あまり宇宙のシーンが多くなかったのが残念でした。はやぶさがイトカワに行って帰って来たのは周知のストーリーですから、映画により何に焦点を当てるかがポイントなんですが、今日見た映画「おかえり、はやぶさ」はそのタイトル通りに地球に帰還することにポイントがあった気がします。ですから、ロケット発射から地球の重力を使ったスウィングバイによる加速、イトカワへのタッチダウン、帰路の通信途絶と回復、イオン・エンジンのクロス運転、などなど、CGで表現すべき部分にやや手抜きが感じられました。宇宙物理や工学に関する学術的あるいは技術的な部分よりも地上のヒューマンドラマに力点が置かれていたような気がします。ですから、ハッキリ言って、主演男優と女優はミスキャストです。さらに、主演男優と女優の服装もミスマッチです。主演男優の作業服は許容範囲としても、上のポスターにも見られますが、理学博士号を持ったJAXAの女性研究員があんなに首ぐりの空いたニットを着るとは、イメージ貧困な私のような俗物には理解し難いものがあります。プロジェクトマネージャーの川口教授役の大杉漣も知性的と言うよりも情熱的な演技だった気がします。でも、それはそれで評価する人も多い可能性が十分あります。私の好みではなかったというだけです。

ひょっとしたら、年齢層の低い小学生などを対象に設定しているのかもしれませんが、見る人によっては物足りなさを覚える可能性もあり、3本見た中では最下位だという気がします。

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